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観察日記⑥:続・水やりって難しい

こんにちは、ご無沙汰してます。ありしまです。

昨日買った卵の賞味期限が6月8日でした。
賞味期限で5月が終わることを知りました。

つい先日までゴールデンウィークの余韻に
肩まで浸っていたというのに、
もう1ヵ月経ってしまうのですね。

6月に入ったということは、
大学4年生になって、もう2か月が経過した
という計算になりますね。

長すぎる車での通学、
日々のお弁当作り、
手際の悪い実験操作も、
昔に比べて慣れてきた方だと思います。

6月は枝豆の収穫が予定されています。
植物たちもぐんぐん成長する季節なので、
今月も観察が楽しみです!

匙(さじ)だけじゃなくて、
フォークも投げたい

観察日記④でも書いたように、
植物を育てる上で最も難しいのは
”水やり”だと言っても過言ではありません。

水やりについて熱く語った観察日記④はこちら↓


どのくらいの量をあげたらいいのか、
その日の天候や気温、湿度などの条件と
相談しながら決めるしかありません。

自然様と相談なんてできるかっ!!!!

完全に匙を投げてしまった僕は、
”自動潅水”という自動で水やりをしてくれる
装置をセッティングすることにしました。

決まった時間に、決まった量の水を与えてくれる。

なんてすばらしいのでしょう!ブラボー!

「自動潅水はあくまで補助だからね。」

補助…?ホジョ…、ほじょ?
先生からそういう風に言われた気もするのですが、
はて?気のせいだったかも!!

そんな感じで、週末や休日は
文明の利器に頼ることにしました。

刺さってる黒いやつが自動潅水装置
スプリンクラーみたいに水が出るよ


うだるような暑さの週末は、
家から一歩もでることなく終わり、
学校に行ったときの話。

先生から呼び止められ、そこで一言。

「もっと水あげないと、しおれてるよ。」

聞き間違いかな?
脳内テープを巻き戻し、再生しなおします。
「もっと水あげないと、しおれてるよ。」

つい何日か前は、「水あげすぎ」
そして今日は、「水あげないと」

もう何が正解か分からない。

考えることを放棄したい。

左手で匙(さじ)を投げ、

右手でフォークを投げたい。

オレ、ミズヤリ、キライ。

あたかも先生が理不尽かのような書き方を
してしまいましたが、そんなことはありません。

今までは、水をあげすぎていたというのは事実。
吸収しきれない量の水を与えられて、
逆に植物たちの成長を邪魔していました。

しかし、夏日が続いたことで水の蒸発量が増え、
さらに、植物たちも成長期に入ったのです。

そのため、今までよりも多くの
水を与える必要があったのです。

人間で例えると、
小さなスプーンで離乳食を食べていた赤子が
成長期に入ったことで食べる量が増え、
どんぶりで白飯を食べるようになった感じです。
伝わったかな?

つまり、これからは多めの水が必要とのことです。
また梅雨に入ったら変わりそうだけどね…。

“水やり不要”だったはずなのにな…。


効いたよね?早めの農薬

日々、学校へ行き、
日々、マメ科植物(お豆)たちを観察しています。

毎日観察する理由、それは…、

お豆が可愛いからです!

と言いたいところですが、実際は、
お豆たちの健康観察をしているのです。

小学校の時に、朝のホームルームで
先生から一人ずつ名前を呼ばれて、
その日の体調を報告するやつ。そんな感じ。

大切な実験材料が病気になっていたら大変ですから。

そうそう、こんな感じで葉っぱが
黄色くなっていたら病気ですねぇ。気をつけましょう。

葉っぱが黄色くなっちゃった

っ!!!!!

大変大変!お豆が!うちのお豆が!
急いで先生のところに駆け込みます。

「先生!うちのお豆は助かるのでしょうか…」
さながら、我が子を心配する母親のよう。
心配する僕をほったらかしで、先生は診断します。

先生の診断結果は、”褐斑病”でした。
植物の病気は人間の病気とは違い、
精密検査のようなことはできません。

病徴が載った本を見ながら、その時の
状況などを踏まえて、病気の診断をします。

診断するその場にいたけど、めっちゃアナログ!

植物の病気は治ることはないので、
黄色くなった葉は除去し、農薬を散布しました。

効いたよね!早めの農薬!効いたよね!?


Summer Vegetable Collection 2022

お豆観察日記の番外編。
Summer Vegetable Collection、略して”SVC”。

キャンパスで育てている夏野菜たちをご紹介。

ナスの花が咲きました


ツンツンなオクラ


丸焼きにすると美味しい、ピーマン


やっぱり夏といえばトマト


夏野菜BBQとか楽しそうですね。次回もお楽しみに!

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