4泊5日台湾鉄道一周の旅[2日目]
本日のスケジュール
台北駅で乗車 → 池上駅で下車し、池上飯包文化故事館にてお昼ごはん→高雄駅で下車して晩ごはん→ 台南に移動、宿泊
※路線図を掲載する意味がやっと出てきたな!
気候の話
前回は台湾の梅雨が明けた6月下旬に旅行したのですが、湿度と暑さが昼夜を問わず凄まじく、外を少し歩いただけで全身から汗が吹き出し、服を着ながらサウナに入っているかのような状態になったので、今回は用心して梅雨入り前のGW明けに台湾に来ました。
この時期でも日中の気温は連日30℃を超えていましたが、梅雨入り前だったせいか湿度は比較的低かったようで、日本の真夏よりも過ごしやすかったです。お天気も良かったので、観光に行くなら梅雨入り前が良いのでは、と思います。
台北から池上へ
2日目は朝8時前に台北を出発し、自強号(日本でいうところの特急列車)に揺られること約4時間。正午前に池上(Chishang)駅に到着しました。
※いいお天気だった記憶があるのに、写真だと空模様が非常に不穏。
※「月台」は中国語で「駅のホーム、乗り場」の意味。
わざわざお昼時を狙って池上に来たのには理由があります。
ここには「池上飯包文化故事館」という駅弁の博物館があり、併設の売店で駅弁を買って食べられるのです。わーい!駅弁だ駅弁だ!
浮足立った我々、駅からスキップすること数分で池上飯包文化故事館に到着。建物の前には観光バスが何台も停まっていて、台湾国内からの観光客と思われる人々でごった返しています。
「ここでいいのかな?」と我々がキョロキョロしていると、他のお客さんたちが話しかけてきてくれました。中国語で。
もちろん、何を言われているのか、ちっとも分かりませんでしたが、きっと、「ここのお弁当は有名だよ!」とか「おいしいよ!」とか言ってくれていたのだと思います。みなさん笑顔だったので。とりあえず、こちらも笑顔で「おーけーおーけー」「さんきゅー」って返事しておきました。おいしいご飯は世界を平和にします。
中に入ると1階には売店と飲食スペースがあり、2階は台湾における駅弁の歴史に関する展示スペースとなっています。まずは1階の売店で駅弁を購入し、飲食スペースでいただきます。
台湾の駅弁は、ご飯の上におかずを全部載っけるスタイルが主流のようです。さながら「豪華なノリ弁当(ノリ抜き)」って感じ。ノリ抜きのノリ弁はもはやノリ弁ではない、というツッコミは聞かなかったことにします。
結構濃いめの味付けでしたが、最後までおいしくいただけました。
2階の展示も見終わってお腹もこなれたので、駅に戻って高雄行きの自強号に乗車。南廻線という風光明媚な路線に乗っていた…はずなのですが、風景の写真が一枚も手元になく、記憶にも残っていません。お腹いっぱいで意識を失っていたのだろうか…。
アヒルさんこんばんは
池上から3時間くらい乗車して、17時過ぎに高雄駅に到着。
※1NT$(ニュー台湾ドル)=約3.8円なので、日本円で1,700円弱。
わざわざ夕方の時間帯を狙って高雄に来たのには理由があります(このくだり、さっきも見たな)。
そもそも、高雄市内を観光するのはスケジュール的に難しかったので、下車せずそのまま台南に直行するつもりでした。しかし、ガイドブックをパラパラと見ていると、「高雄でアヒル丼が食べられる」との情報が。
おっ!?これは、池上観光をさくっと切り上げれば、晩ごはんにちょうど良き時間帯に高雄に到着できるのでは!?アヒルさんと「こんばんは」できてしまうのではー!?(アヒルさん側の気持ちは無視)
というわけで、池上観光もそこそこにして高雄にやって来たわけです。今日のスケジュールは全て胃袋ベースで考えたと言っても過言ではありません。
こうしてわざわざ予定に組み込んで食べに行ったアヒル丼ですが、実は、あまり味の記憶が残っておらず…(常に記憶が曖昧なヤツ)。特にクセもなく、あっさりしていたような気はする。食べやすかったから記憶に残ってないのかもしれない。うん、そういうことにしておこう。
※何故かどんぶり全体の写真を取り損ねており、各々に取り分けた後の
写真しか手元になかったのであまりおいしそうに見えませんが、
それは料理のせいではなく、私の撮影の腕がゴミレベルだからです。
食後、駅に戻る途中でマンゴーかき氷屋さんを発見。めちゃ甘。しあわせ。
※写真映りが悪くてあまりおいしそうに見えませんが、(以下略)
その後、高雄駅から列車に乗ること約1時間で台南に到着。今日のホテルの部屋は至極普通の間取りでした。うん、それでいいんだよ。
安心してトイレに行ける喜びを噛み締めながら、本日終了。
明日は、丸一日使って台南市内を観光します。
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