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ぺこぱのネタが好きだ+いちファンの勝手な10/3単独ライブP宣伝

ジャンルより人に寄りがちな人間なので、○○好きを名乗れるほど各ジャンルに詳しいわけではないが、好きな芸人さんをあげるとすれば、そのなかにぺこぱが必ず入る。

好きなところはいろいろ、本当にいろいろあるのだが、まずひとつあげるならば、ぺこぱのネタが好きだ。優しい漫才、肯定漫才など、ぺこぱのネタを表す言葉はいくつかあるが、自分としては「選択肢を増やしてくれる漫才」だと思っている(「選択肢を増やす」という言い方自体は、ネタについてではないにせよご本人が時折されているので影響を受けているかも)。

ネタを書いている松陰寺さん(松井さん)が、さまざまな媒体で、「優しい漫才を作ろうとしたのではなく他の人がやっていない新しいことをしようとした」といった意味のことを話されている(だいぶふわっとした要約です、すみません)。

実際、2019年のおもしろ荘優勝、その後M-1 2019でブレイクしたぺこぱの漫才は、「普通ならツッコむ」ところを、一度はツッコむがそこで自省する、違う見方を提示するという形だ。それが結果的に優しかったり、肯定であったりすることが多いが、実はそうでもないことも結構ある。そもそも、優しいとか肯定とかは、大多数にとってはそうでも、別の場所にいる人によっては優しくなかったり否定だったりする場合もある。

だが、ぺこぱのネタに仕込まれているシステムが、考え方の選択肢を増やしてくれるのはたしかではないかと思う。それが自分にとってとても面白い。しかも、ただこういう考え方もあるよと並べるのではなく、笑える表現と抑揚と動作をつけて、全力で笑かしにかかってくる。そして、ひとしきり笑った後に、あれ?と考える余韻をもたらす。それがどうしようもなく好きだ。

個人的には、ブレイク前、松陰寺さんが着物とローラーシューズでキザっていた時代からその気配はあったように思うのだが、今の形になって、それがはっきりと見えるようになった、そんな感じがする。

で、そんな面白いネタがさらに進化した最新アップデート版を、2021年10月3日に開催される単独ライブPで見ることができる(下記リンク参照)。どう進化してるんだろう(めちゃ暴力的になってたらどうしよう)。わくわく。

来場チケットは販売終了しているが(抽選倍率がやばかったらしい)、配信チケットは絶賛販売中だ。しかも10月10日までアーカイブを見ることができる。お値段たったの2,500円。

公式チャンネル「ぺこぱチャンネル」ではちょいちょい単独ライブ準備の裏側もあがっている。全然関係ない動画があがるときもあるけどそれがいい。

ちなみに、ブレイク後のぺこぱのネタは、prime videoにあるM-1グランプリ2019や、huluにあるエンタの神様アーカイブの2020年4月~の回(具体的には以下の回)でも見られるのでおすすめ。

2020/4/11、2020/8/10、2020/9/23、2020/12/30、2021/4/7、2021/8/9

以上、単独ライブが楽しくみなあまり勢いで書いた布教文章です。単独ライブ無事開催後には、また編集して違う形の布教文章にすると思います。

※2021年10月6日追記:無事見届けたので感想を書き連ねました。


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