見出し画像

ぺこぱ単独ライブP(10/10まで配信あり)を見て大いに笑った話。

以下の続きです。無事見届けたので感想です。個々のネタ詳細やフレーズには触れず、ネタバレはなるべく避けています。ただし、各公式の公開情報はネタバレに含めない前提です。

とはいえ、雰囲気も何もかもとにかくすべてを初見で楽しみたい方は以下よりどうぞ。10/10 23:59まで配信中。

第一印象は、ほんとに最新版!獲れたてほやほや!独学で変わり続けるぺこぱの今、この瞬間を見せてもらっているという。一回限りなので余計に。

肯定システムを踏まえたうえで、ブレイク後の葛藤だとか、ラジオ等々で出現する黒成分だとか、外野のツッコミやいじりやあれやこれやがネタというファンタジーに昇華されていて、とはいえ昇華されきてていない生々しい部分も。外野が思ってるようなことはとっくに把握した上でやってるんだなという面白さとその胆力に対する感心とちょっとした怖さと。

<2021/10/07追記>他の方の感想を見て思ったのですが、ボケで間を作る→肯定ツッコミの意外性→爆笑だったのが、肯定が世に広まったことから、ボケで笑わせる→肯定の応用→さらなる笑いを重ねるに進化させようとしているのかな、もしかしたら…と感じるところがありました。これは単独だけでなくここ最近のネタを含め。<追記以上>

見ている最中はひたすら笑って、ネタが終わった後の静寂にそういういろいろな感想が来ます。ひとネタのなかでのたたみかけではなく、ライブ全体で最後に向かってたたみかけてくる感がありました。

内輪ネタなところもありますが、単独ライブなのでそれこそが良いともいえる。松陰寺さんもとい松井さんのファンサは、とにかく行動、創作で見せてくれるなあと感じます。ネタ番組や他の芸人さん方と出るお笑いライブで、どう抽出調整がなされるのかも楽しみ。

あと、場数はやっぱり必要なんだろうなあというのもちょっとありました。なので今年来年と、健康で安全で、観客ありでネタをやる機会がたくさんありますように…と、ネタを見たいファンとしては願うばかりです。

ネタを見せたいという情熱と、入念に組まれたシステムに笑わされっぱなしで、でも後から反芻するとそういういろいろなことも考えられるという、かめばかむほど味が出る。一回見るだけじゃもったいないので、アーカイブに非常に感謝。単独ということで思想強めなのに、にやりとしちゃいました。

そして、音楽。お笑いライブなのに終始曲が良い。特に新曲披露のときは突然の音楽ライブ感がありました。新曲も期待を上回るメロディと、なぜそうなるという歌詞。あのメロディと歌詞が同じ人の頭で作られているのが本当に不思議です。ギターも良い。単独ライブを毎年やって、曲作りも毎年やってほしい。CD出してほしいし配信ほしい。

さらに、忘れられない幕間VTR。ネタだけじゃなく、ここでも楽しませてくれるのかあと。潔くコアファンに寄せた作りでした。特命ぺこぱ班が稼働しているようで、それを踏まえると余計頷けるものがあります。Pのコンセプトを知らされていなかった松井さんなりの解釈も垣間見えました。

感想は後から後から湧いてきますが、いったんこのあたりで。グッズも好評で即完売だったようなので、このあたりはデザインセンスのあるどなたかに熱く語ってただきたい。

円盤が出る噂も聞いたので、期待してます。絶対買う。できればCDもつけてほしい。それまでは期限ぎりぎりまで配信ぐるぐるします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?