殼
ハンドル握れば覚醒する
アクセル踏んだら風を切る
クラッチ繋げてシフトアップ
雨風雷何のその
人は流れていく
景色は過ぎ去っていく
誰にも邪魔されない場所
いつでも静かに待っている
守ってくれる鋼
包んでくれる鋼
許してくれる鋼
此処は独りの居場所
街は流れていく
景色は色褪せていく
誰にも邪魔されない場所
ただ佇んでそこにいる
逆光差し込む夕暮れ
閃光煌めく夜明け
後光が差して目覚める
守ってくれる鋼
包んでくれる鋼
許してくれる鋼
其処は未だ見ぬ地平
尖ってくれる鋼
飛ばしてくれる鋼
許してくれる鋼
何処に行こうとも
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