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仕事の優劣

社長はすごいとか、経営者はすごいとか、芸術家はすごいとか
清掃業はすごくないとか、皿洗いはすごくないとか、サラリーマンは・・・
そういうのってありますか?

ここで1つ大好きなお話を紹介させてください。聖書のお話です。

イエスが、弟子たちの足を洗うというお話があります。
イエスというのは神様の子ですね。なんかとりあえず凄い人ってことです。
イエスの弟子たちが、弟子の中で、誰が一番偉いか、誰が一番神様の隣が相応しいか、そんな議論をするのですが、弟子たちに「仕える者になりなさい」「しもべになりなさい」と伝え、自ら弟子たちの足を洗って、姿勢を示すお話があります。

「足を洗う」のは、「しもべ」のする仕事なんです、衝撃を受けました。
だってこの世の凄い人たちは、凄さを見せびらかしてばかりだからです!(笑)
私、このお話が大好きで、私の人生のバイブルになっています。
(聖書は英語でbible=バイブルですが。(笑))

このお話に出会ってから、私の価値観は変わりました。
私は、それまで「何の仕事をしているか」が最重要でした。職種です。
その為なら、どれだけ不幸でもいいと思っていました。肩書きの奴隷でした。
しかし、何の仕事をしているかより、どんな姿勢でそれを行っているかの方が重要なんだなと思うようになったのです。皿洗いでも心から丁寧に行えば、それだけで素晴らしいことなのだと。さまざまな職業に属する方々と色々なお話をさせていただく中で、この思いはさらに確信へ変わりました。

好きなことを仕事にしていても、どれだけのお金を稼いでいても、プレッシャーやストレスが多すぎて、不健全な捌け口を求めたり、ボロボロな精神状態で続けている人も多いです。音楽以外に楽しみがなくて、早くこの時間が終わればいいのにとアルバイトの仕事をしている人もいますし、そもそも仕事に対して、特に情熱がない人もおられます。色々なことを犠牲にして「称号」を手に入れる人もいます。(経済苦などの複雑なご事情があって、望まない仕事をされているケースはまた別だと思いますが。)

「肩書き」に縛られすぎないで欲しいなと思うのです。

向き不向き、好き嫌いはあっていいと思います。それは個性ですから。
全然楽しくないことを楽しいと思い込む必要はないと思います。(笑)

私もいつまでこの楽しい生き方が継続できるのか、わからないのですが
親に「絶対無理」「考えが甘い」と言われていたところから「普通ありえない」「奇跡」と言われるまでには継続できています。(笑)

仕事のベースは”仕える喜びを味わう”ことだと思っています。
それに対価が発生し、生活に必要なお金をいただく。
素敵な循環だと思っていますし、仕える喜びを味わうって、人間関係においても大切な事な気がします。
互いに互いのしもべとなり、喜びと感謝を抱く。
どちらかが搾取したりするわけでもなく。
そんな環境が好きです。

あなたの心がウキウキする人生を送れますように!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。






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