【知財転職】ビズリーチを運営するビジョナルの知財担当募集を分析しました
ビズリーチを展開するビジョナル株式会社が、知財担当を募集しています。（執筆時点で募集中）
これまでのスタートアップ・ベンチャーでの知財担当経験をベースにして、知財担当募集要項を見ながらビジョナル（ビズリーチ）での知財業務を分析してみます。
ビジョナル（ビズリーチ）の基本情報
ビジョナル（ビズリーチ）は2007年設立の会社で、以下の事業を展開しています。
ビズリーチ（転職サイト）
HRMOS（タレントマネジメントや労務管理などのHR系サービス）
他にも物流DXなどあります
ビジョナル（ビズリーチ）の特許情報
ビジョナル（ビズリーチ）の特許をJ−PlatPatで調べると特許出願は91件です。
結構多いですね。一番古い出願日は2019年で、2020年以降に出願が増加傾向にあります。
この頃に岩崎さんが知財担当としてジョインされています。なお、2023年6月のnoteを拝見すると、現在知財チームは2名と思われます。👇
すでに知財活動の立ち上げが終盤になって、権利化などの定常的な業務が増えてくるフェーズと思われます。
募集内容を見ながらもう少し詳細に分析していきます。
募集背景
募集ページには以下の記載があります。
また、体制変更もあり、ここからまた新たに知財組織を作り上げていくこととなりました。
「事業のための知財」という価値観に共感し、熱意をもって知財活動に一緒に取り組んでいただける仲間を募集しています。
ビジョナル（ビズリーチ）の募集ページ情報によれば、知財担当は2名ですが、岩崎さんが2024年8月末で退職されています。👇
8月末にてビジョナルを卒業します！知財組織立ち上げという貴重なポジションに挑戦する機会をいただき、それを支えてくれたビジョナルの仲間には感謝してもしきれません。
— Katsuya IWAZAKI/岩崎克哉 (@iwakatsun) August 29, 2024
改めてビジョナル最高でした！そんな最高の仲間のアルムナイとして相応しい人間となるべく、全力で駆け抜けていきます！！ pic.twitter.com/N76YpbkxTV
今回の知財担当募集は人員追加（1名退職を補う募集）と思われます。
業務内容
業務内容には以下の記載があります。
特許・商標を中心とする知財業務全般をご担当いただきます。
・事業ごとの知財戦略の立案・実行
・発明発掘、特許出願、中間処理、特許調査、特許管理
・商標出願、中間処理、商標調査、商標管理
・他社知財調査・分析
・知財紛争対応
・社内における知財教育などの啓発活動
定番のJDです。いわゆる知財まるっとおまかせします系のJDです。
応募要件などが見当たりませんが、まぁ普通に考えれば知財全域まるっとデキる人でないと厳しいと思います。
あと、2名で出願をドンドン進めたあとの補完募集なのでOA対応は大量に発生していると推測します。（他人が担当した出願のOAを扱うのが嫌いな人には辛いかも・・）
年収は？ストックオプションは？
募集ページの給与情報では「年収 600万円 〜 1000万円」と記載されています。
ストックオプションや持株会については記載が見当たりませんが、すでに上場しているので、ありえて持株会くらいと思われます。
（※上場後に賞与としてSOが発行されるケースがありますが、権利行使しにくく旨味も少ないです。普通にキャッシュのほうがお得なことが多い）
リモートワークできる？副業OK？
勤務条件は以下の記載があります。
マイチョイス(選べるワークスタイル)
こちら、メルカリのYour Choiceと同じと思われますが、勤務地の備考に「【備考】週3日出社、週2日在宅」と記載されています。
まぁ週3出社なのでしょう。最近オフィス回帰のトレンドが強いです。
ちなみに副業の可否に関する記載はないので、副業をしたい方は事前に確認するのをおすすめします。
以上の知財担当募集をもとに、実際に求められている成果や、想定される忙しさ・高い評価を得る動き方を分析し、どのような人材が転職に向いているか解説したいと思います。
スタートアップ・ベンチャーでの知財担当経験が多い＆長いので、分析に自信はありますが、あくまで予想や主観なので閲覧制限をかけておきます。気になる方だけ見ていただければと🙏（あと、年収周りの話が多いです笑）
２記事以上見るなら定期マガジンがオトクです🙏
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