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200万かけてケニアのサバンナで気球乗ってきました

200万円ほど払ってケニアのサバンナに行ってきたので「いつかはケニアのサバンナに野生動物見に行くぜ〜」というチャレンジャーために実際に起きたトラブルや注意点を情報共有します。

ざっくりまとめ:
・移動は超しんどい
・トラブル多数
・気球ツアー最高

事の発端は「一生に一度はサバンナに行きたい」というリクエストでした。
それなら、早めに行ったほうが思い出を楽しめる期間が長くなるからサッと行こうぜということで2週間くらいで検討・決定して行ってまいりました。
ちなみにこれを「思い出の複利運用」と呼んでます笑

私は1ミリも動物に興味がないですし、行く前は動物園でよくね?という感じでしたが、180度意見が変わりました。
サバンナは一生に一回は行ったほうがよい!

ざっくり写真はこちら👇

ケニアorタンザニア

日本からサバンナだと、ケニアかタンザニアかの二択になると思います。
ケニアとタンザニアを比較すると、ケニアの方が近い(それでも遠いが)のでケニアにしました。

行く季節によって見れる動物とかが違うらしいので調査して、好みと移動時間と比較しながら検討するのをおすすめします。
調べた感じだと、地平線ならケニア・バックにキリマンジャロの図が欲しければタンザニアという感じでした。(ケニアでもキリマンジャロ見れますが)

普段の旅行は国内でも海外でも自分で予約して勝手に回るのですが、ケニアだとガイド付きサファリツアー&車移動をセットにすることが必須だったので、まるっとツアー会社に依頼しました。(ティースタイルに依頼)
ここは反省点で、ツアー会社もちゃんと比較検討するべきだなと思いました。(ティースタイルに不満があったわけではない)
帰国してから気付いたのですが、アフリカ専門ツアー会社もありました・・

移動はめっちゃ大変

ケニア旅行の移動、めっっっっちゃ大変です。

■フライト
まず、フライトは、東京→韓国(ソウル)→エチオピア(アジスアベバ)→ケニア(ナイロビ)の工程です。
ちなみにエチオピアのアジスアベバ空港はちょこちょこ停電していました。笑
10時間以上かかるのですんごい大変です。加圧タイツ、腰痛グッズ必須です。エア座布団に助けられました。
加圧タイツはGOLDWINで、クッションはこれ👇

荷物少なくしたいタイプなので、空気入れて膨らませるタイプにしました。
ちなみに、この腰痛クッションはフライト以外でも重要になってきます。

■国内移動
さらに、ケニアに入国してからも下図の通り、ナイロビ、マサイマラ、ナクル湖等主要なエリアが全て車で数時間かかる距離です。
しかも結構な悪路(日本でいう悪路より全然悪路)
なので、後述しますが旅行中の車種もかなり重要です。

出典:https://stworld.jp/feature/KE/kenya_safari/

ここまでのトラブル

■トラブル①謎の入国拒否
なぜかケニア入国時にイエローカード(黄熱病のワクチン接種証明書)の提出を求められ、入国できないから待っとけと言われ待機させられました。謎
日本からの入国なのでイエローカードは不要なことは事前に確認済みだし、日本から来ているのでいらないはずだという説明も虚しく30分くらい待たされました。しかもパスポート取られた状態で。
さすがに待ち時間長いので憤怒モードで説明してたら横からでてきた別のおばちゃんがサッと許可だして通過できました。(何だったんだ・・・)

■トラブル②ガイドいない・・
ようやくケニア入国したと思ったら空港前に迎えに来ているはずの現地ガイドがいません。笑
入国直後でSIMもないし、LINE電話がサービス終了しており電話もできず、、
最終的にぼったくりタクシーの客引きお兄さんの「その会社知ってるから連れてってあげる」という怪しさマックスのお誘いに乗ってみました。
歩くこと、約5分。空港はずれの薄ぐらーいビルに案内されました。(めっちゃ怖い)
最悪武力行使だなあと思って肩をグルグル回していたら本当にツアー会社のオフィスがありました。笑(お兄さんマジ感謝)
そこから電話してもらったらガイドは車で移動するレベルの距離にある別の空港ターミナルにいたそうです。(マジかよ)

ホテルはここが良かった

今回は移動が多く、その日のうちに戻ってこれる距離感でもないので複数のホテルを利用しました。

一番良かったホテルはこちらの「&beyond Kichwa Tembo」👇

このホテル、マサイマラ周辺のホテルで、部屋からサファリが見えるホテルの中では比較的安価です。(おすすめ)
にもかかわらず素晴らしい景色です。ベッドからサファリが見れちゃいます。

出典:https://www.andbeyond.com/

この部屋は「Superior View Tent」という最上位グレードの部屋です。
この部屋からの眺めを求めていたのですが、ここでもトラブルに遭遇しました。

■トラブル③ちゃんと予約できていない
事前に部屋のグレード指定をして予約していたので、上記の画像の部屋に泊まる予定でした。
しかし、チェックインしてみると「Superior Tent」という1つ下のグレードでした。
このグレードだと部屋からサファリは見えません。
案内してくれたホテルスタッフに確認しても予約通りとのこと。
一息ついて、受付にグレードが異なる旨を伝え、部屋の変更を依頼しました。(ちょっと良いホテルなので対応は良好)
しかし、返ってきたのは「予約は一つ下のグレードでされている」との回答。
予約表を見せてもらいましたが言ってることに間違いはありません。
で、日本のツアー会社、現地のツアー会社に確認したところ、どこかでミスがあったようです。(このときはどこでミスがあったかわからず)
で、とりあえず追加で払うから空いてる「Superior View Tent」の部屋を用意してくれとリクエストしましたが、空き部屋がありませんでした。
「ないものはない!」とワンピースのジンベエの言葉を思い出しながら「Superior Tent」に宿泊しました。
※各所にめっちゃ怒った結果、以降の日程全てのディナーがアップグレードされました。笑

これ以降は大きなトラブルないので安心して読んでください。笑

サファリツアーは必須

ケニアと言えばサバンナ。
サバンナと言えばサファリツアーです。
というかサファリツアーしないならケニアには行かないと思います。
サファリツアーは車での開催なので、車も結構重要です。

■車種
バンタイプと、4WDタイプがありますが、4WD一択です。
ケニアの道は悪路も多いので、バンタイプだと腰が逝くと思います。
私が利用したのはランドクルーザーでした。ランクルでも腰痛対策のクッション必須です。何時間も座っていると腰が死にます。

■天井が開くか?
あと、車は絶対に天井が開くタイプが良いです。
開放感と見える景色が違います。(風も気持ち良い)

■乗り合わせかどうか
複数のツアー客が乗り合わせて参加するタイプもあります。
ここは好み次第ですが、他人に気を使って旅行するのが嫌だったので貸し切りタイプにしました。(初対面で車に6時間とか苦痛でしかない)
コミュニケーション取りたければ、取りたいときにその辺で誰かに話しかければ良いと思います。

実際に使用したランドクルーザー(天井開けてる)

ちなみに、旅程全体をガイド付きツアーにすると、移動の車もサファリの車も同じなので楽です。


バルーンツアー(気球ツアー)は絶対やった方が良い

これは基本的にオプション設定になっているものですが、サファリをツアーする方法の1つに気球ツアーがあります。
そこそこの値段がかかるのと、朝が異常に早いので割と悩みましたが、結論的には「バルーンツアーは絶対やった方がよい」です。
(2人でたしか10万くらい&朝4時起き)
説明するより画像の方がわかりやすいと思うので貼っておきます。

気球の影右側にキリン

まず、地平線が見えるほどの公園に動物がいるというだけでテンションがあがります。
それを空から見るという体験はここでしかできないと思います。(マジでやってよかった)
他にも多種の動物がいるので「キリンしかいない」ということはないです。

朝からシャンパンパーティー
バルーンツアー終わりでシャンパンパーティー(朝食)が恒例のようです。
なんと、サファリのど真ん中で開催されます。
普通に動物が来れるエリアです。普通に怖いです。笑
気球のキャプテン曰く「シャンパン飲んだら大丈夫!」とのことです。
酒好きの私にはこの上なく説得力がある一言です。笑

サファリのど真ん中で準備中


たまげたこと

■そのへんに動物
実際に体験するまでは、動物を見にケニアに行くという感覚でしたが、動物の国にお邪魔する感覚です。
そこら中に動物がいます。道路にキリンはいるし、ホテルの中にもシマウマがいたりします。

車道にキリン

ちなみに、上述のバルーンツアーに行くときに軽トラくらいのカバが車の眼の前を走り去って行きました。超危険

■カジュアルに車降りる
サファリツアー、結構危険なんですが、割と普通に降ります。
その辺でシャンパンパーティーしてみたり、ランチしてみたりと、結構危険ですが、だんだん慣れてきます。
ちなみに、普通に降りてるところから肉食動物見えます。笑

■動物公園は柵がない
マサイマラとか、アンボセリとか。国立公園というくらいなので、広いといえど柵はあるのかなと思っていたら無いそうです。
そりゃ道にキリンいるわなと思いました。

注意点

■全部英語
当たり前っちゃ当たり前ですが、全部英語です。
一応日本語ができるガイドに依頼しましたが、普通に英語の方が伝わります。で、大体の場所で英語は通じます。
日本人は1組も見かけていません。何ならアジア人もほぼいないので、何人かとか聞かれます。
ちなみに、バルーンツアーは前日に同意書と注意セッションがありますが、それも英語です。
で、当日のバルーン乗り方説明とかも全部英語です。
外国でのコミュニケーションも楽しみたい方は多少なりとも英語はできた方がよいと思います。

気球の説明にビビって本気でダブルチェックする私

■ドルは使えるけどレートがやばい
ケニアではドルが使えると各サイトで紹介されていますが、レート悪いです。普通にケニアシリングも持っていた方がよいです。
チップ文化なので、細かいお金を多く持っているほうがよいです。
あと、お土産屋さんは当然ぼったくりなのでご注意を。

8,000円/個というボッタクリを値切りまくって1,500円/個になったビーズブレスレット
多分1,000円まではいけたはず


割と今回もトラブル多めの旅行でしたが、それでもサファリツアー(カーサファリもバルーンサファリ)はケニアならでは体験だったので、総じて良かったと思います。
ちょっと興味あるなーとか、他に行くとこないなーという方はぜひトライしてみてください!
最後に「ワニが美味です!」🐊

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