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さわる!”触”の大博覧会に行ってきた

大阪で、触覚をテーマにした展覧会をしていると知り、そのうち行こうと思っているうちに、気づけば今月で終わってしまうので、予定をこじ開けて、日帰りで行ってきました。
バリアフリーの本を作りたいと思い始めて早一年、これは見に行かないとまずいやつじゃん。でも、コロナの影響でワークショップなどが中止になっていて、なかなか行きにくかったんです。が、ようやっとギャラリートーク的な、国立民族学博物館准教授の広瀬浩二郎さんのタッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」も行われることになっていました。吉幾三。

行ってみたら、思っていたより人が集まっていて。6、70人くらいいたかもしれない……。遠巻きに見るしかない。

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下の写真の作品、テレビでみておもしろそうって思っていたんですが、実際にみて触れた元栃木県民としては「庭に干したかんぴょうのほうがもっとすごいのに!!!」(『でりばりぃAge』参照)という感想になりました。ここにかんぴょうを干せないのが残念でたまりません。

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立体的になるインクで作られた作品もありました。前川紘士さんの作品だったと思うのですが。こういう先行作品があるので、これから「たっちまっちカード」の触覚デザイナーのたばたさんとなにかつくるときは、別の発想を考えないとね……。

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とある事情で指点字をおぼえることになったので、点字がわかるようになりました。触って読むのは無理だけど目でみればわかります。あと、指文字も覚えたので、(下)こういう作品があると意味わかるので、ちょっと嬉しい。わかる、わかるわよー。と、得意げに触る。(箱の奥に指文字の形の手が入ってます)

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でも……、あとで思ったんだけど、この作品って、この表示が見えるかつ意味がわかる人向けの表示なので、見えない人にはちがう印象の作品かもしれない。ユニバーサルデザインって、本当にユニバーサルなの? じつは別の物として読み取れる作品なのかもなー。それはそれでありだと思うけど、同時に鑑賞できても同じ意図の作品ではないかもしれないね……。

久しぶりに万博公園まできたので、太陽の塔の中も見てきました!

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公園の中の日本庭園も見てきました~。

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覚悟してましたが、広いよ……。歩きつかれました。

支えられたい……。m(_ _)m