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「夏に帰る」ということ。

地域によって少しずつ日程が違いますが、旧盆のかたは「お盆休み」の時期ですね。
こんなときに帰るなんて! と顔をしかめる方もいれば、帰らないという選択はまったくない方もいらっしゃる。

で、考えてみたのです。
いわゆるお盆休みといわれる里帰り等の夏の休暇は、変更可能な娯楽である人。
自分のルーツの確認や土地や縁故への精神的なつながり、信仰心としての大切な、魂の行事である人。
乱暴に分けたら、この二つにわかれるのではないかと。

もし魂の行事であったら、今年は休むとか、業者のお墓参りの代行で済ますことはできないだろうなって思うんです。

お盆が娯楽のひとつだと思っている人には、魂の問題だと感じている人の苦痛はわからないだろう。
お盆の帰省が自分が自分であることと直結している人には、自粛してくださいと言い放つ人のもっている不安なんて、わからないだろう。

そんなふうに考えた。

そんなわたしは、
今年は父の初盆があるので、本来なら帰って母の手伝いをしなくてはならないのですが、ギリギリまであいまいにして、すっとぼけて帰らない作戦でいます。父よ、ごめん。

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支えられたい……。m(_ _)m