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レンジなし生活 もうすぐ1年

去年の9月の連休中、それは突然 訪れました。正確には「そろそろダメかも?」という気はしていたのですが。電子レンジで蒸し野菜(カボチャか何か)を作っていた最中、突然、電子レンジが止まって、うんともすんとも言わなくなりました。

まず真っ先に考えたのは、レンジの買い替え。でも、「もしかしたら、レンジなしでも生活できるんじゃない?」という考えも浮かんできて。

半年前まで千葉に住んでいたのですが、2019年に大型の台風が襲った時、幸い、私の住んでいたところでは大きな被害はありませんでした。ただ、生まれて初めて数日間の停電を体験。電気のありがたみを感じるとともに、こんなにも電気に依存した生活に腹立たしさも感じました。

その後、節電を意識するようになり、斎藤 健一郎さんの『本気で5アンペア』や稲垣えみ子さんの『寂しい生活』を読んで、家電製品ってそんなに要らないかも?と思うようになりました。停電中、電子レンジも炊飯器も使えないからご飯が食べれない…と思ったのですが、今となっては、ガスは使えたんだから、鍋でご飯炊けたじゃん!と。

電子レンジが壊れたのを機に、とりあえずレンジなし生活をやってみることに。壊れた電子レンジは、正しくはオーブンレンジで約15kg。指定のゴミ袋になんとか入ったので、粗大ゴミとはならずに済みましたが、ゴミ置き場まで持って行くのも、重くて大変。レンジは15年ぐらい使ったと思いますが、新しいのを買うとして、また約15年後に壊れたときに処分するの大変だな…今より体力落ちてるだろうし…それにゴミの捨て方が今より簡単になることはないだろうし…等、考えたら、新しいのを買おうという気持ちは減るばかり。そして、レンジなしでも意外といけるじゃん!と、この暮らしももうすぐ1年。

電子レンジがなくなったことにより、レンジ調理器具も処分。また、レンジが無くなったことで、キッチンがちょっと広くなったように感じます。ご飯の温めなおし等は、鍋やフライパンに水を入れて、そこにタッパーのままor食器に移して入れて、鍋やフライパンのフタをして数分加熱しています。なので、物件探しの際は、ガスコンロは必須。ただ、電子レンジを完全に卒業したわけではなく、職場の電子レンジはありがたく使わせていただいています(お弁当用に)。


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