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本棚:『聖夜のおでん 食堂のおばちゃん12』

「食堂のおばちゃん」シリーズも12冊目と長寿シリーズとなってきました。著者の作品 全て読んではいませんが、途中「メッシタ」の名前が出てきて嬉しくなったのですが、最後は「めぐみ食堂」が登場!お店の名前だけでなく、女将さんも登場。ファンには嬉しいサプライズですね。勘が良い人だとタイトルで気づいたりするのかな?
今作からは「はじめ食堂」のメンバーもちょっと変わりましたが、よい人に恵まれて、常連さんに愛される店であることには変わりなし。
コロナ以降、社員食堂で食べることもほぼなくなりましたが、食堂のおばちゃんと聞いて、私の頭に思い浮かぶのは、大学の食堂のおばちゃん。私が通っていた工学部では、中央にある広いところはちょっとだけ距離があり、小さいけれど近くにも食堂がありました。その近くの小さい方の学食のレジのおばちゃんは、愛想がよく、いつも笑顔で、みんなから好かれていました。一方、中央の学食の方は、授業がない時に13時頃とか時間をずらして利用していた頃、ご飯やおかずを出してくれる中のおばちゃんの一人が、私の顔を覚えてくれたようで、何度か声をかけてもらったり。顔見知り程度でも、お互い知ってるっていいですね。
本作品、物語の方が季節の先を行っており、例えば本書は2022年7月発行なのですが、図書館で予約待ちをしていると、借りるときには物語と同じぐらいの季節になっています。


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