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本棚:『池上彰のはじめてのお金の教科書』

小学生向けに書かれた本なので、とても読みやすいです。私も小学生の頃に読んでいたならば、お金に対するイメージが変わっていたでしょうか…。

中学の頃に授業で見た、クレジットカードの使い過ぎで消費者金融でお金を借りて、さらに借金が増えて首が回らなくなり、自殺したOLの話のビデオの印象が強くて、大人になってからもクレジットカードには結構 抵抗がありました。今ではカード払いができるところでは、クレジットカード決済を使っていますが、それは自分がケチで物欲が少ない方だし、使った分はメモしているし、使いすぎることがないと認識した上でのこと。ちなみに、クレジットカードは使うけれど、スマホ決済はいまだに抵抗があってダメですし。若い頃に受けた影響は、後々まで響くと思うので、子どもの頃から正しい知識を得ることは大事だと思います。

「へぇ~」と思ったのが、ハンガリーの「ポテトチップス税」でスナック菓子や清涼飲料水などの塩分や糖分の多い食品にかけられる税金で、国民の肥満防止に効果があると期待されているとのこと。同様なものとして、アメリカの一部の州では「ジャンクフード税」、デンマークではバターなどの乳製品への「脂肪税」があるとのこと。テレビなどを見れば、美味しい食べ物がたくさん出てきますが、たまに食べる分にはいいんだろうけど、そもそも現代人は食べすぎでは?さらに不健康にしたいの?医療費上げたいの?と、あまり好意的に見ることができません。なので、ポテトチップス税やジャンクフード税は抑止力になっていいのではないかと思いました。まぁ、食品メーカーが黙っちゃいないでしょうが…。


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