見出し画像

本棚:『シャルロットのアルバイト』

『シャルロットの憂鬱』の続編。短編集ですが、途中でコロナの話も出てきて、『たまごの旅人』と同じ時期か~と思いながら読みました。
本屋さんでバイトするとか、できるだけ自給自足するとか、実現可能性があまり高くなさそうな夢の1つに「猫と暮らす」というのもありまして。「どうして猫、飼わないの?」と聞かれた時に、直近の理由としては「ペット可の物件ではない」というのがありますが、それ以外の理由もあるわけで。私の場合は、室内飼いの方が長生きするけれど、ずっと家の中よりは、家の中と外を自由に行き来できるほうがいいよなぁ、とか、可愛いあのコの猫生を私が独り占めしちゃっていいのか?とか。
私だけでなく、ペットを飼うのを躊躇う人はたくさんいると思いますが、その理由として、責任という問題もあるだろうけど、旅行とか自由に行けなくなるし…というのもあると思います。でも、本書を読んで、ペットと暮らすのは、その不自由さに勝る幸せがあるんだなと。

ところで、猫カフェなどに行った時は、人差し指を出して匂いを嗅いでもらいますが、犬の場合は手の甲の匂いを嗅がせるんだなぁと知りました。匂いって大事なんだなぁ。自分の匂いって分からないから、スメハラになってなければいいけれど。。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?