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巫女さん

年末年始、地元菊池神社の巫女さんを務めました。
この経験から感じたことを綴りたいと思います。

参拝者が途絶えず、親しまれている神社です


初日に印象的だったのは、たくさん「あけましておめでとうございます」と言ったことです。
夕方になっても、「あけましておめでとうございます」と言いました。
こんなにもたくさん言ったのは初めてです。言った回数は、今年初めて会っている人の数だと思うとすごいなと思いました。
たくさん「あけましておめでとうございます」と言い、巫女さんは福を届けるような役割があるなと感じました。1日立ちっぱななしできつかったですが、明るく挨拶をし続けました。

参拝者の方から質問をされたのですが、わからないことがたくさんありました。
例えば、「一般的な破魔矢は白だけど、黒色の意味はあるの?」など。
ただ分かりませんと言うのでは悔しいので、直接対応する時は、「菊池一族のイメージカラーが黒だからなのではないかと私は考えてみました」と、仮説を伝えてみました。
知らなかったことで気になることは調べたり、神社の方に聞いたりしました。直接参拝者の方に正しいことは伝えられなかったけど、仮説を伝えられたし、自分の中で知らないことが知れて嬉しかったです。

 
「奉仕」と普段慣れている「サービス」との違いが興味深いです。
「お納めになります」のような言葉遣いもですが、品物を超急いで準備しなくてもよいところなどの違いを感じました。サービスでは、提供者がアクションを起こしていく印象で、奉仕は、参拝者の方を待つ印象を受けました。

みんなの分のお昼ご飯を作って下さった方が、小学校の給食の先生でした。小学生の要望を聞きたり、裏庭の梅を使ってゼリーなど作ったりして下さっていた方でした。懐かしかったし、愛のこもった食で育ったことにありがたく思いました。


皆さんどんな2023年にしたいですか?🐇
私はフリーハンドな1年間になりそうです。

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