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24/3/22-24/3/26 どこへ行ってもここじゃない

2024/3/22
今日も下北沢だった、ので、ということは三茶のtwililightに行って「きれぎれのダイアリー」(柴田聡子)を買って、茶沢通りを歩いて行った、遠回り。まだ時間があったので日記屋月日にも立ち寄った。あのひとかな、と思うひとがいらっしゃったけれど、自信がなくて話しかけられなかった。

新卒のときの部署の先輩方と会う。ずっと彼らのような先輩方のもとで働けたらいいんだろうけれど、そういうわけにもいかない。がんばればがんばるほど苦しいんです、と話した。手を抜いていい感じにこなしていくひとがうまくいくことに耐えられなくなった。世の中みんなそうなのだとしたら、そういう世の中をみてから諦めたい。がんばればがんばるほど損するなんて知らなかったな、みんな知ってたの?

チャットモンチーの話が出て、ひさしぶりに聴いたら目に映るすべての景色がたちまちドラマとなった。「真夜中遊園地」

2024/3/23
大学のときの友だちの結婚式へ。塩塚モエカ氏のことがあまりに好きすぎて、髪型はこちらを参考にして自分でこねくりまわす。

挙式前に集まる。話題は主に妊娠・出産・不妊治療の話になる。当たり前のように子どもが産まれてきて、無事に育つわけではないのだとしゃんとする。言う方も悪気がないとはいえ、親戚から「子どもはまだなの?」と聞かれ続けるという話は聞いているだけで地獄のようだった。想像力。友だちが「自分の人生にもう飽きたんだよね」と言っていてほんとうにびっくりした、一生飽きない、これはわたしの物語なのである。

思いもよらない友人にも会えて、話してみると考えていることが一緒だった。それぞれの人生を通過した後、学生の頃の友人(あまり親しくしていなかったり、そこまで距離を詰めていなかったり)と時間をおいて近づけるようになるとき、こういうときばかりは年齢を重ねるのも悪くないと思える。
最後飾られていたお花いただいた、ラナンキュラスが好き。恒例の、披露宴におけるパンに添えられしバター監査をした、今日もよいバターだった。

2024/3/24
日記界隈の方々と、桜咲いていないけれど気持ちお花見。みなさんを巻き込み、行ってみたかったパン屋さんでパンを買った、かたいパンうまいうまいクラブ。オーストラリアのロゼ、エチケットもかわいいしかろやかで春にぴったりだった。星野さんが選んでくれたビールも、作り手の意思をちゃんと感じておいしかった、審美眼にあこがれ。シクロさん、もちやまさんとも、共通点のある会話を繰り広げられて、べたな言い方をすると自己肯定感みたいなのが上がった感じがある。(特に今の)仕事をしていたら出会わないような人と会えるとき、インターネット上で日記を書くことの良さを享受する。

よなよなでも話し込んで、ひとりになると酩酊していた、なんかわたし大丈夫だったかしら、話していたこととか、何が大丈夫?電車ばくすい、2駅手前で降りて手を大きく振りながらぷらぷらと歩いて帰った。

2024/3/25
2024/3/26
ここ数日ひとと会うことが多く、反動でこの2日間はひさしぶりにどでかい無気力の波に打ちひしがれていた。天気もある。ハイキューを読むことしかできない。もしも願いが叶うのなら記憶を消してもう一度最初から読みたい。ハイキューについて持論を展開するためのアカウントとか作りたいな、なんかSNSってこういうときいいな、アカウントさえ作ればたくさんのなりたい自分になれるみたいでさ。

泣いたり 励まし 合った日も
わたしは やっぱり わたし
どこへ行っても ここじゃない
気がするから 最後までひとりで


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