見出し画像

流産しました【妊娠発覚~流産発覚】

なんだか、お久しぶりになっちゃいました。
しばらくnoteを書いてないうちに、妊娠して、流産して、手術をして、と怒涛の時間を過ごしていました。

ことの始まりは7月初旬。コロナに感染していた。
幸いなことにのどの痛みや咳などの症状もほとんどなく、自宅で療養期間を過ごしていた。3日目にはほとんど熱も下がり、残りの療養期間を何をしようか考えていた。

コロナ療養4日目。下腹部がずーんと重い。
高熱はでていないものの、体温計は微熱から下がらない。おりものも普段より多かった。

「妊娠しているかも」本能的にそう思った。

妊娠検査薬を試してみると、数日前にしたコロナの検査キットと同じ動き。赤い線が2本。陽性。

信じられない。本当に妊娠したの?嬉しい。
いろいろな気持ちが湧き上がってくる。

すぐに旦那に連絡をした。

療養期間明けに病院を予約し、(病院の予約がなかなか取れない)受診した。5w0d。受診した時期がまだ早かったようで、赤ちゃんの姿は見えなかった。それでも、妊娠できたという事実が嬉しかった。
家に帰って旦那とお赤飯を食べた。さっそく妊娠アプリをダウンロードし、毎朝チェックした。「今日は〇〇ができるんだって!」目まぐるしく人間の機能ができていくことに、生命の誕生の尊さを感じた。

1週間後(6w)、再び受診。医師から「赤ちゃん、育っていないかもね…」と言われてしまった。絶望。1週間泣き続けた。不安に押しつぶされそうな毎日。

さらに1週間後(7w)、大きな不安を抱えながら病院へ。「もうダメかもしれないな」と思っていたので、逆に冷静だった。エコーの画面には「シネ」(シネマの略なのかな?)の表示が出ていて、シュールで逆に笑いそうになった。どんな結末でも受け入れよう。

そう思っていると、医師からは「なんとなくだけど、心拍も確認できそう」「ゆっくりだけど大きくなっている。週数がズレているかも」という話があった。ほっと胸をなでおろした。

そしてまた1週間後(8w)、「大きくなっているかな」わくわくしながら診察する。すると、やけにエコーの時間が長く、しばらく先生は何も言わなかった。

「残念だけど、赤ちゃんは育っていない。稽留流産ですね」

そこから流産の手術の説明を受ける。

生きていると思っていた赤ちゃんが、生きていないなんて。
再び絶望。待合室で泣きたい気持ちになるも、他の人の目もあり、なんとか耐えてみせた。

病院を出て、旦那になんて伝えようか考えていた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?