Birth 1(次女の場合)
"Hey! hey! baby's coming out right now!"
その瞬間、僕は分娩室内に備え付けられたトイレで用を足していた・・・
2010年11月4日(木) 3:20AM、産声を上げたのは、2705gの元気な女の子。
今回はハナから判ってたからね。
というわけで、かなり久しぶりの日記は 次女が誕生したから。
長女んとき、初体験の興奮と感動から ながーい日記をアップしただけに、次女のはナシだと、なんかね。 次女が成長したとき、
「なんでわたしのはないの!?」
「……いや、面倒だったから……」
その結果、グレられてもそれこそ面倒なんで。
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時間は遡って11月1日(月) 18:30。
予定日までまだ2週間あるということで、 俺はよゆーぶっこいて翌日の飲み会準備に勤しんでいた。(合コンじゃないよ、送別会ね。幹事だったんで)。
そこへシンガポールのgorioから入電。
「なんか、もう出そうなんだけど、今から来て」
イヒーーーーっ!?
カツオくんにムチャぶりされるマスオさんばりに
爪先を浮かせて伸び上がる俺。
わかった。とりあえず、チケット! 国際線が就航したばかりの羽田23:30発が取れた!
その時点で18:45。 俺んち、九十九里の一番端っこ、一宮。
ベビーカーやらベビー用品やら荷物も多いので 空港までは車で行くしかないが、 ある程度長い滞在になるので駐車場は借りず gorioの実家であるパームに停めさせてもらうことに。 そしてタマプラからリムジンバスに乗り込むという作戦である。
さあ、準備を1分で終わらせて、レッツゴー!
時刻は19:00。リムジンバスの出発時刻は20:40。 俺んち、九十九里の一番端っこ、一宮。 パームまでの距離、100kmオーバー。 これはミッション・インポッシブル!
シューマッハも真っ青の皇帝ドライブbut安全運転で それなりに高速を飛ばす。
「今はラッシュアワーだ!どうする?ダイレクトに空港へ向かうか?」
司令部(義理の母)からも判断を仰がれる。
「いや、このまま行かせてください。 レインボーブリッジ付近でもう一度判断します!」
「よし!」
「レインボーブリッジ、封鎖されてません!」
「よし!」
「しかし、最近できた大橋ジャンクションの影響で池尻付近が怪しいです。 本部よりタマプラへ応援を直接よこしてください!」
まあ、つまりは車で直接リムジンバス乗り場へ向かい、 乗り捨てた車を義理の父に回収してもらうという、 ほんとに緊迫したやりとりがありました、ということです。
こうして無事にバスにも間に合い、 新しい羽田国際線ターミナルでも堪能するかと思ったのだが、 夜中便飛ばしてるくせに、ほとんどの飲食店は22時で閉店ガラガラ。
ちっ。使えねー。
そんなこんなで、まだまだ誕生までの道のりは長そうな雰囲気を漂わせて シンガポールへ向け、テイクオフ!
つづく
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