緩和ケアって

久しぶりにnoteを書く。

パソコンの置いてある部屋に入りづらくなったので足が遠のいていた。


先日、職場の人に質問があるといわれた。私は薬のことしか…いや、薬のこともそれほどではなくって久しいが、とりあえず話を聞くことにした。

「モルヒネとかって最後になるころに使うものじゃないのか?」

は? 聞けば知り合いにガンの術後に周りで見ている方が辛くなるくらい痛みを抱えて働いている人がいると言う。

いやいやいや、痛み止め使いましょうよ。オピオイドは確かに副作用のコントロールが必要だけれど、初期から使っていいものよ?

緩和ケアという言葉はだいぶ一般的になってきていると思っていたが、現実はまだ「麻薬」という規制を受けるものはそういう認識の人がいるという事実に少し衝撃を受けた。

痛いの我慢していいことないじゃない。原因がはっきりしているなら、痛みをとって楽な生活送っていいじゃない。これが当たり前ではない人がいるんだ。

私はその人に早く緩和ケアを始めるように勧めてくれと言った。最後に行き着くところではなく生活を楽にしてよりよく生きるためのものなのだとわかって欲しい。痛みが強くなればより強く、楽になってきたら少し弱めて。限りある人生なのだから、痛みのストレス抱えて生きる必要はない。仕事を続けていたいのであればなおさらだ。

耐えた先によい未来があるのなら耐える意味もあるだろうけど、先がよく見えないのであればせめて足元を明るくするとよいのにな。

少しでも楽に生きようよ。

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