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中途半端な優しさ

私は、周りの人から優しいと言ってもらえることがたくさんあります。
私自身、人と関わるときは「自分の言動を相手がどう受け取るか」ということにかなり気を遣っています。人が困っているときは声をかけようとするし、頼み事をされたら自分が辛い状況でも引き受ける。

でも、それは自分を守りたいだけなんじゃないかという気がしています。私は、本当の自分がそんなに優しい人ではないことを知っていて、人に嫉妬することもあるし、勝手に人を見下すこともある。人のために動いているように見えても、実は自分をよく見せるためなんです。
だから、私の普段の優しさは中途半端です。

最近は、「中途半端な優しさは、逆に人を傷つける」ということが私の教訓です。ここで詳しくは書かないけど、最近でも中途半端な優しさで人と接した結果、人を傷つけました。その時も、相手の顔が曇る瞬間が見たくなくて、円満に終わらせたくて、自分の意思とは違った言動を取ってしまったのです。でも、そんな中途半端な優しさは、どこかでぼろがでてきます。中途半端な優しさは、相手にその中途半端さが伝わってしまうから。

というわけで、この3月は「中途半端に優しい」を卒業することを目標にします。だからといって、人に冷たくなるというわけではありません。本当にその人のためになる行動は何なのか、自分はどうしたいのかを考えて、それをもとに行動するということです。それができてこそ、深い信頼関係を築くことができると思うのです。

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