【StableDiffusion】描き込み量を増やせ！！その①

いきなり大量の人間が描写された画像がありますが、これはStability Image Ultraによるえげつい量の描写です。

さて、SD3がオープンソースされて界隈は色々賑わっていますね。

しかし今回はそんな大目玉情報ではなくタイトルの通り、「描き込み量」について触れていきます。

まずはこちらをみてください。

①

勇ましくて、かわいい猫ちゃんです

プロンプトは下記のものです

(ultra detailed:1.4), (high quality:1.3), (masterpiece:1.4),
(photorealistic:1.2), one cat, walking, (wide angle:1.1), from front, tokyo, downtown,

ネガティブプロンプトはこちらです。今回は描写量を比べやすくするためにportraitを入れています。（まあ結構ぼかされるんですが）

(portrait:1.4), worst quality, ugly, bad anatomy, jpeg artifacts

では、これに少しだけ追加して描き込み量を増やしたいと思います。

追加するのは

①(Drawing volume: ultra high:1.4),

②(amount of object: ultra high:1.4),

の2通りです。

ではまず①を追加したものを見ていきましょう。

どうでしょうか？

まず、ポートレート効果が薄まってくれた気がします。
画像生成する際にポートレート効果をつけたくないのについちゃう事が結構あるので、これは嬉しいです。

そして、猫ちゃんの体毛、背景の至る所で描き込み量が増えています。
道路に関してはちょっとイマイチかなと。

では次に②のamount of objectを見ます

うーーん、、、？
道路が妙に書き込まれたような...

てか頭、それ何か生えてないか？！

個人的にはamount of object、結構好きだったんですが今回はDrawing volumeの方が効果を感じました。

重要なのはここの単語選びではなく、

情報量を多くしてね〜というプロンプトを組み込むことです！

同じプロンプトでもう1パターンあるのでこちらも見ていきましょう

プロンプトはこちらです。

(high quality: 1.3),
(masterpiece:1.4), (photorealistic:1.2), one japanese girl, walking, (wide angle:1.1), from front, Italy, downtown,

ネガティブプロンプトは先ほどと同じです。

早速見ていきましょう

後ろ向いちょる！！

さすがStable Image Ultra...すでに情報量多い気がします

次はDrawingの方です

んー？？アニメスタイルになっちょる！！！

仕方なく、ネガティブプロンプトにanime styleを入れました

元画像と大きな違いは見られませんが、若干細部の描き込み、服の描き込みが上がっています

では最後に、amount〜を見てみましょう

前向いた！こちらも描き込み量は大きく変化してない気がします。
しかし、前向いてくれたのは嬉しいです笑

とまあこの言葉一つで色々変わるので、皆さんもお試しあれ！
なお、今回検証するにあたって、seed値は全て固定しています！

描き込み量を増やす方法はプロンプト、プロンプト以外にもたっっくさんあるのでまた続編出します〜

ではまた〜👋