泣くほど打ち込んだことがあったかな
ありんごです
オリンピックのウェイトリフティングで、試技が失敗してしまった瞬間、ステージ上で涙を流す選手がいた
そのとき私は鳥肌が立った
美しくて
あまりにも美しくて
感情が伝わってきて
心がぎゅーっとなった
私は恥ずかしながら競技に詳しくはない
それに、オリンピックに出るような選手なのだから血の滲むような努力を続けてきているのは十分に想像可能だ
なぜ彼女の涙に私も泣きそうになっているのだろう
彼女の涙は確実に私を動揺させていた
私はこんなに一生懸命になれたことがあっただろうか
泣くほど打ち込んだことなんてあっただろうか
心底かっこいいと思った
その場にどれだけの覚悟と熱量で臨んでいるか、示して余りある態度だったから
彼女は私にきっかけをくれた
シンプルに、泣くほど打ち込んだほうが良いと思った、というのともまた違う
打ち込むか打ち込まないかは個人の自由だけど
とにかく、「打ち込んでいる人の姿は、細かいことや詳しいことを理解していない人たちのことも含んだ、たくさんの人にインパクトを与えることができる」という気づきである
美しいと感じる感性において、人は幸せなつながりを得られる可能性があると思う
どうか彼女も、世界中で何かに泣くほど打ち込んでいるみなさんも、特段泣くほど打ち込んでいる感じはしないけどどうにか生きている私のような皆さんも、幸せでありますように
ありんご
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