やってみたいなと思うことができたら、それを最小限の資金で体験できる方法でやってみる。


そんな高尚なテーマではないのであしからず。


例えばテレビゲームがやりたいとする。ゲームを買うには最低でも本体ソフト合わせて数万円はかかる。小学校低学年の頃はゲームを買ってもらえなかったから、弟とポケモンごっこで気を紛らせていた。

A4の用紙に6つの枠を作ってポケモンと技構成を作り、プレイヤーとジムリーダーで役割を決めて、部屋の中をホウエン地方に見立てて遊んだ。これを後からTRPGっぽいなと思いつつも、サイコロを振ってゲームが進行していたわけではなく、兄の権力を振りかざして大抵の勝負を僕が勝利を収めてきた。弟には申し訳ないことをしてしまった。
この遊びにかかる費用はコピー用紙2〜3枚とボールペン二本だけ。ポケモンという世界が既に出来ていたこともあって、割と夢中になって遊んでいた記憶がある。土日はどこかへ出かけることが少なく、そうやって暇を潰していたからだ。

その経験は後付で思いついたことではあるが、何か新しいことを始めたいなあとぼんやり思いついたら、それをするにはどれぐらいの準備が必要なのか徹底的に調べる。大抵は万以上の単位が計上に出てくる。
そのままポンとお金を出すのは簡単だが、僕は昔から飽き性なので数ヶ月もすれば辞めてしまう自分を想像できる。

なのでなるべくただでそれに近しいことが体験できないかを今度は調べる。すると最近は無料のアプリやソフトがあったり、少ない投資で体験できるようなサービスが揃っている。これは本当に発達した社会の恩恵だなあっと思う。

もちろん、本来の体験とは程遠いが、やっていくうちに熱中していく自分を想像できると儲けもの。本格的に始めるための費用は迷いなく出せる寸法だ。

何かをやるには早すぎるということはない。年老いたら、深みがでたらなんて言い訳をしていると何も出来ないからだ。

準備をしながらでも、世界の端っこに入ることができると最近わかってきた。



今日の進捗

四時間書いて9000文字書けました。

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