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X-H2Sで撮っているとエゾリスに出会った。

こちらの記事の続き。

花を一通り撮ってから、X-H2をカメラバッグにしまって取り出したのがX-H2S。

こちらの記事のX-H2Sの見出しにあるように、何度か失敗しつつ、シジュウカラを撮影できて気をよくした私は、他に野鳥がいないか生い茂る木々の枝を見上げながら歩いていた。

重要文化財群付近を歩いていたら、少し離れたところから、何やらバリバリと音が聞こえてきた。

他の入園者が見上げた先には、何やら生き物がいるらしい。

その方向にカメラを向けてみると、木の枝に大きめの「物体」が見えた。

枝の色と同系色だったため、すぐには判別できなかったが、レンズ越しによく見ると、エゾリスがこちらにお尻を向けているのが確認できたのでシャッターを押した。

こんな姿勢でも動物瞳AFが効いている

どうやら、胡桃か何か硬いものを食しているらしい。
なかなかない機会なので、徐々に距離を縮めていくことにした。

回り込んで顔が見える位置へ。
せっかくなので少し連写してみた。

食べつつも目で警戒している
リスらしい頬張る姿
指先もきっちりと描写できている

結構暗かったので、シャドウ部をあげた上でノイズを除去している。

食べるのに専念しているためか、もう少し近寄っても逃げずに留まっていた。

今のうちにと思い、正面からも撮ってみた。

ちょっとびっくりしているようにも見える。

食べ終わったら、そそくさと枝を登っていき、別の木に跳び移って見えなくなってしまった。

北海道出ないと見られない野生のエゾリス。

生まれも育ちも北海道だけど、こんな姿をまじまじと拝めることができたのは今回が初めて。

食事の邪魔をしてしまって少し申し訳ないけど、X-H2SとXF70-300mmを持っていて良かったと思う。

XF150-600mmの超望遠レンズは追加しないけど、2倍のテレコンがあったら、もっと便利かもしれないと、少し欲も出てしまった1日だった。

では、今回はこの辺で。Shalom!



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