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イマドキ男子は脱毛が常識

<今日は調査・レポートから>

男性の脱毛が新たなマーケットになりそうです。


■すね毛が気になる問題

【ハーフパンツを履くときにすね毛が気になる男性86%】

これから暑くなり、人気のアウトドアや街なかでもハーフパンツを着用する時に、やはり気になりますよね「すね毛」。

メンズ脱毛専門サロンの調査なので、そのような数値だろうと思われるかもしれませんが、特に若い男性の間で美容について気になっていることは、やはり「脱毛」なのです。


■脱毛が気になる問題

SHIBUYA109エンタテイメントが20前後の男性を対象としたアンケート調査で、気になっている美容アイテム・キーワードとしては「脱毛(ヒゲ)」が最も多く、次いで「スキンケア」「脱毛(体)」となっていました。

「イマドキ男子の実態調査 -大学生の男女比較-」
2020年01月21日/SHIBUYA109エンタテイメント

結果として若い男性は、ダイエット・ボディメイク、サプリ、ヘアケアよりも「脱毛」を重視しているようです。

さらに「脱毛」について聞いてみると、毛を完全に失くしツルツルにしたいというより、毛量を減らしたいという意向が強いようで。ここが女性と違う「男心」ということでしょうか。


■10年前から男子への身だしなみ指導は始まっていた

男性の身だしなみについて自分の情報ストックを検索してみると、
2013年07月03日の日経MJで「男子高校生に出前授業」という見出しで資生堂が男子高校生向けに身だしなみ講座を実施した記事を発見。

洗顔フォームの泡立て方やヘアスタイリングの仕方を自社商品「ウーノ」を使いながら説明したという内容で男性のスキンケア市場を狙ってのプロモーションということでした。

おじさんが気が付かなかっただけでヤング層を中心に「脱毛」「スキンケア」という美容に関する市場は着実に育っていたのですね。

そういえば、ドラッグストアの男性化粧品売り場もだいぶ広くなっていますね。
昔はヘアスタイリングと髭剃りの関係しかありませんでしたから。

あっ「薄毛」だけは昔から売り場の棚割りにしっかりとした地位を確立していましたが‥。


■さいごに

脱毛やスキンケアは女性がするものという先入観は過去のものになっています。

何より男性用、女性用と分けている「先入観を疑う」ことが新たなマーケット=ブルーオーシャンを発見するために重要なのですね。

私も定年間近の凝り固まった頭をなんとか柔らかくしていきたいと思います。

(有馬)


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