コート・ド・ニュイ地区の村について(ワインを飲む。21)

今回は、フランス、ブルゴーニュのコート・ド・ニュイ地区内の村について調べたことを書きたいと思います。

マルサネ・ラ・コート村
ここでは赤・白のワインに加えてロゼワインも作っている、ブルゴーニュでは珍しい村なんだそう。ロゼはマルサネ・ロゼと言って人気があるんだそうだけど、私が行ったワインショップ数店舗にはどこにもなかった…。
そもそも置いてるロゼの絶対数が少ないから仕方がないんでしょうきっと。。

フィサン村
ピノ・ノワールの赤が主体でちょこっとシャルドネの白も作っていると。土壌は石灰岩が主体で、ところにより泥灰土の土壌もあるそう。

ジュヴレ・シャンベルタン
なんとなくよく聞くよね、シャンベルタンシャンベルタン…。
コート・ド・ニュイ地区で一番大きい村!あと地形が隆起しているから日照量が抜群で、ぶどうの発育が他の村より早いらしい。

モレ・サン・ドニ村
ジュヴレ・シャンベルタン村とシャンボール・ミュジニー村のいいところを両方持ったようなワインが魅力だそう。赤ワインがほとんど。wikiによると、700人ぐらいの村なんだってー。

シャンボール・ミュジニー村
生産者の数は20人に満たないぐらいの村とのこと。
コート・ド・ニュイ地区の村のワインは『力強い』と評されている村が多いようだけど、シャンボール・ミュジニー村のワインは「女性的で優美」と評されていた。

ヴージョ村
本には「結構当たりはずれがある」と書かれていた…。優れた生産者の元で良い区画のぶどうを使って作られたワインを見定められれば素晴らしいワインに出会えるそう…。どんだけコアな知識があればそんな品定めできるんだろう…。
村の名前は、村の近くを流れる川の名前に由来しているとのこと。

ヴォーヌ・ロマネ村
世界一高級なワイン「ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ」を生み出す産地!!
「神に愛される村」と讃えられてるんだそう…。どのサイトも本も最上級の言葉でこの村を讃えています。とにかくすごいらしい。

ニュイ・サン・ジョルジュ村
コート・ド・ニュイ最南端の村。数世紀前からワインビジネスが活発なのだそう。
沖積土壌でもワイン造りをしているっぽい?割とコート・ド・ニュイの他の地域が石灰質土の~という表現が多いのでちょっと気になった。

まとめ
うっすら知識としてはしっていたけれど、やっぱりワイン作りの歴史に修道院に関わっているという記載がすごく多くて、ああ、ブルゴーニュのワインの歴史と修道院って切っても切り離せないんだなーと知識に実感が湧いてくる。
あと各村の地盤に大変興味がわく。ブルゴーニュ地域の地盤の成り立ちとか。
各地域のワインの特徴が分かってきたら、世界の地質図を眺めると相関性が見えて楽しそう。






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