小さき勇者に救われた、お話❤️
数10年前のお話。
ロケでバリ島に行った時、カメラの機材を担ぐ我々に一人の少年が「ピーナッツ買って」と近づいてきました。コーディネーターが「いらないよ〜買わないよ〜」と言っても少年はズートついてきます。
ロケ場所に着き、機材を広げて撮影を初めても背後の木陰にうずくまった少年は、帰る気配がありません。
我々は撮影に没頭して少年の存在を忘れていました。
その時、「わあ〜💦」という声を発して少年が棒を振り上げ何かを追っていたのです。振り返ると背後の木の上に無数の猿の群!
そして猿の手にはカメラのレンズが!
もし、少年がいなければ機材の一部は無くなっていたでしょう。
コーディネーターが「そのピーナッツ全部買うから、向こうにまいて〜」と。
その間に撮影は無事に終了しました。