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47.調査官調査報告書①

 本当は、調査官調査報告書は「子の引き渡しの審判前の保全処分」と「審判本案」の2回に分けて2つの報告書なのですが、細切れに書いて行きたいと思います。

 何度でも、何度でも、書きますが、私は断じて包丁を振り回していないです。料理以外に包丁を使ったことは一度もありません(念のため)連れ去られた先で、義母から子どもへ。毎晩嘘のエピソードを繰り返し、繰り返し、話されていたんです。

 なんで、こんな思い出したくもない、息子に言われたショックな内容をわざわざネット上に書くのかというと、片親疎外って本当に本当にとても恐ろしいと感じていて、この子は5歳だったから言葉が曖昧で、調査の時期も早かったから、調査官含め、周囲の大人も見抜けたと思うのですが、これが長期に渡って洗脳されてしまったり、例え短期だったとしても、小学生とか中学生だったら、大人でも区別できないくらい、いや、子ども本人にも自分の意思なのか、同居親の影響下にいることによるものなのか判断できなくなってしまうような別居親への拒否反応を示すとがあると思い、それはとてもよくないことだと思っているからです。そして、私のケースではおそらく故意にやっていたと思うのですが、同居親も自分でも気が付かないうちに、同居親の些細な反応や態度を読み取って子どもが片親疎外の状態になってしまうこともあると思うし、どのようにして別居親に「会いたくない」と言ってしまうようになったのか。そう言わざるを得ない状況になってしまうのかをたくさんの人に知ってもらいたいと思ったからです。

 ちなみに、1年間離れて暮らしたのち、監護者指定と子の引き渡しをされて、再び私は子ども達と生活出来ることになりました。その時に私は「さぁ、ゆっくり時間をかけて洗脳を解いてゆこう」とかなり意気込んでいたのですが、そんな意気込み無駄だったくらいに、呆気ないほどに驚くほど一瞬に、今までのことがまるで嘘だったかのように・・・まさに夢から覚めたように・・・連れ去られる前の、私のよく知っている子どもたちに戻ったのです。

 〜義実家宅の調査〜

 調査官が長男に、事前に「なりちゃん」に会って話をしていることを伝えたところ、少し驚いた様子をして調査官を見た。最近会っているか?と聞くと「会ってない」と言い、「会いたいと思うことはあるか?」と聞くと首を横に振った。

 申し立て人(私のこと)の好きなところは?と聞くと「怖いところ」と答えた。具体的にどういうところが怖いのか?と聞くと「わかんない」と答えた。申立人に直して欲しいところはあるか?尋ねると「ある」と明確に述べ「包丁を振り回すところ」と述べた。

 その後、「優しい」「小さい時抱っこしてくれた」「疲れたらおんぶしてくれた」と言った。

 夜は眠れるか?聞いたところ、「たまーにぐっすり眠れる」「ぐっすり眠れなかったら、なりちゃんの夢見ちゃった。」夢の内容については、申立人(私のこと)に会ったというものだったが、怖そうな素振りはなかった。

 相手方の母(義母)が、申立人(私)と子どもたちが交流する場面を実施することで長男に精神的に負担がかかることを心配する旨話していると、長男は勉強机の前に座り、シールを眺めて下を向き、黙っていた。

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