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25.弁護士さん探しの旅へ。

 その後の私は、インターネットや図書館で「離婚」や「連れ去り」や「法律」や「民事事件」や「刑事事件」など自分の状況が解決するかもしれない思いつく限りのワードを調べて調べて調べまくりました。その時に、同じ状況の人たちが集まる団体(親子ネットや今はないけどKネット)があることも知り、後にたくさんお世話になりました。

 弁護士さんのこともたくさん、たくさん調べました。先輩に教えてもらった家庭法律相談センターの他にも、「連れ去り」や「離婚」に詳しい弁護士事務所はないかなと弁護士事務所のサイトを片っ端から漁りました。

 連れ去りのことをとても詳しく書いてあり、手続きはこちら。「お任せください!」とも書いてあるサイトを見つけました。ここに行けば子どもに会えるかもしれない!と今度こそ!とすぐに相談の予約を入れました。

 私の話を聞いてくれたのは、女性の弁護士の先生でした。この先生にお願いしたいな!と思いながら一生懸命経緯を話しました。話終わってその先生がおっしゃった言葉はこうでした。

 「負ける可能性はかなり高いです。でもお子さんたちが戻ってくる可能性はゼロではありません。それでも良ければお受けします。」またしても頭を金槌で打ち付けられたような衝撃が心臓に・・・。目眩がしてしばらく立ち上がることが出来ませんでしたが、「ちょっと考えてから、もしお願いしたい時はまたご連絡いたします。」と言って離婚に強そうな弁護士事務所を出ました。

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