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あなたのキールーチンはなんですか? | 習慣化のための最もパワフルなTIPS【ユタカジン】


はじめに

おつかれさまです。

『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。

月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとが執筆を担当します。

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新年度始まる

新年度ですね!2024年としては25%が経過したわけですが、年度としては今日から新しい区切りです。

「2024年はこうしたい!」とお正月に色々考えていたことで、アクションを取れているものがあるでしょう。

一方で全然できていない、またはダレてきてしまっているものもあるかもしれません。

この年度の切り替えという区切りで、それらについて改めて向き合ってみるといいと思います。

わたしが最近参考にしているObsidian界隈で有名なadashi-aikawaさんのサイトでも以下のように「新習慣をはじめるのに4月1日はピッタリ」といった話が語られています。

また、始めるのは4月1日の朝がオススメだ。4月1日は年度の変わり目であり、特に社会人は1年の目標を決めるタイミングでもある。そこで目標として宣言してしまえば、かなりの強制力が働く。

adashi-aikawaさんのObsidian Publish『Minerva』より

そして、その手の「習慣」とか「日々の時間の使い方」といった話はまさにタスクシュートが得意とする領域。つまりこのマガジンがピッタリな情報を届けられると思います。

最もパワフルだと思う習慣化のためのTIPSを紹介

さて本マガジンとしては24記事目、わたしの投稿としては3記事目ではじめた「タスクシュートにおける神話の解体」をテーマにしたシリーズ。

「ルーチン編」「プラン編」と続いたので、ラスト「ログ編」を書こうと思ったのですが、イントロで述べたように今日が4/1ということで、予定を変更して「習慣」について目を向けて、わたしが習慣化に強く効果を出せると思っているノウハウを紹介します。

「習慣化のノウハウ・コツ」なんてテーマは、それこそ書店にいけばごまんと習慣に関する書籍が置いてありますし、ネットで検索してもいくらでもでてきます。

わたしも習慣に関する本、めちゃくちゃ読みました。

チャールズ デュヒッグさんの『習慣の力』から、最近だったらジェームズ・クリアーさんの『Atomic Habits』まで有名どころはほとんど読んできたと思います。

そんなわたしの結論としては、習慣術には、ほぼほぼ結論が出ているなです。

ここで言っている結論というのは科学的なメカニズムな話です。正直、どの本を読んでもそこまで内容は変わりません。

この先、出版社の戦略で「最新科学に基づいた!」なんてアオリ文の書籍が出るかもですが、人類は動物として大きく進化しているわけではないので、根底となるメカニズムは変わらないはずです。

なので、今から紹介するお話も数ある習慣術のTIPSから来ているものです。どこかで聞いたことがある話だとは思うのですが、わたしの実践例がみなさんのお役に立てればいいなと思います。

(ちなみに今日はかなりHOW TOより話ですが、人間がやる以上実践的なHOW TOだけでなく、もっとマインドセット的な要素も不可欠です。これは習慣化に限らずタスク管理も同様です。そのあたりの話は今回長くなってしまうので、また別の機会に)


「キールーチンの発見」と「接続」

結論から言えば、習慣化の決め手は「キーとなるルーチンの発見」と「ルーチンの接続」だと思っています。

キーとなるルーチンというのは、「毎日ほぼ同じタイミングで行えるすでに習慣化されたルーチン」です。

わたしの場合は、「体温を測る」です。今はルーチン名が「Morning Routines」になっています。

画像では542回になってますが、2024年4月1日現在では627回連続実行してました。

2024.02.10 TaskChute Journey 3rd Opening ACT 資料より

ポイントは、このキールーチン自体に功利的な意味は一切なくてよい、という点です。

「健康のため」とか「なにかに役立てる記録のため」とか全く考えなくていいです。

ただ毎日同じことを繰り返す。そこに意義とか意味とかなくてもよいです。ここはあえて手段を目的化してしまいましょう。

キールーチンが定まったら、あとは習慣化したいルーチンをキールーチンに接続します。そして、接続したルーチンが習慣化されれば、またそれが次のキールーチンになります。

2023.01.28 タスクシュートトレーニングセンター セミナー資料より

このようにルーチンを数珠つなぎに連鎖させていくことで、既存のルーチンの推進力を借りることができ、あらゆることを習慣化することができます。

そして、タスクシュートを使えばメソッドを実践していく中でこれらのTIPSを実践できます。

メソッドを実践いしていけば、自ずとルーチンが連鎖していくさまが記録として可視化されていくのです。私の知る限り、ここまで習慣化に適したメソッドはないです。

ぜひタスクシュートをつかって新年度、よい習慣づくりにちょうせんしてみてください。

(余談)

ちなみに習慣術の本で、わたしが一番最近読んだ本はブックデザイナー井上新八さんの『続ける思考』です。そして、習慣に関してはおそらくこの本が最後になると思っています。

『続ける思考』で紹介されているノウハウ自体は目新しいものではなく、むしろシンプルなないようなのですが、著者さん自身の生きた実践例とそもそも「習慣」というものを捉え直している点が新しい一冊でした。

まだ読んでない方はぜひ。とてもおすすめの一冊です。
わたしの読書メモもあるので気になる方は読んでみてください。

今日はこの辺で。
ありひとでした。

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