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祭りのあとで【ユタカジン】

おつかれさまです。

この『ユタカジン』は「自分らしい時間的豊かさを追求する」をテーマに、複数のタスクシューターが交代で時間との向き合い方、タスクシュートの使い方、ひいては人生観などを語っていくマガジン連載です。

月曜日はわたし、「タスクシュート認定トレーナー」、そして「タスクシューター界のジェームズ・ボンド」ことありひとが担当します。

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桑田佳祐さんの『祭りのあと』という曲があります。

1994年の曲なのでもう結構古いのですが、中山ヒデさん版の『静かなるドン』の主題歌だったこともあってか、非常に記憶に残ってる曲で今でもよく聞きます。

(もう覚えてないのですが、ドラマ自体もリアタイではなく再放送で観てたんだと思います)

この曲での「祭り」は男女の恋愛を比喩したものだと思っており、失恋したあとの切なさとメロディーからしみじみと伝わってきます。

そう。祭りのあとはなんとなく切ない気持ちになります。

わたしは今、そんな気持ちです。

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先週の土曜2024年7月6日に、この『ユタカジン』初の公式オンラインイベント『ユタカジンLIVE』を開催しました。

ユタカジンLIVEのキービジュアル

「LIVE」ということで録画・アーカイブ放送なしの文字通り1回きりのリアルタイムイベントでした。

わたしもメイントークセッションにおける3人の講演者の一人として登壇させていただきました。

有料のライブイベントだったので、具体的な中身の話はこの場ではしないのですが、「祭り」を全力で楽しみ、そして終わってみてちょっと切ない気持ちになって週明けを迎えています。

発案自体は4月頃だったこのイベント。

最初はいわゆるオンラインセミナー的な形式をイメージしていたのですが、誰かが「ライブみたいな感じでやれるといいよね」的なアイデアを出してくれて、そこから「ライブ」として企画が進んでいきます。

「ライブだったら、グッズ販売があってもいいかもしれない」
「前夜祭があってもおもしろいかもしれない」

こんなふうに「こうすればおもしろそう」という思いつきのレベルのアイデアがどんどんカタチになっていきました。

よくビジネスのミーティングで「ジャストアイデアですが〜」という枕詞から始まる発言を聞きます。

ジャストアイデアとは、「思いつき」「ひらめき」という意味で、パッと思いついたアイデアに対してエクスキューズするために上記のように枕詞がついてくると思っています。

実はわたしは仕事の場において、このジャストアイデア発言があんまり好きではありません(笑)

理由は簡単で、やはりジャストアイデアはジャストアイデアに過ぎず、そこから広がりや深さをみせるケースがあんまりないからです(これはあくまでわたしの職場での話です)。

でもこのユタカジンLIVEの企画は違いました。

ライブもグッズも前夜祭も、全部がジャストアイデアだったように思います。

でもそれらはすべてカタチになりました。

グッズは本当にステキなものがオンラインショップに並んでいます。「順算思考ステッカー」や「オワラセルヨリハジメルTシャツ」が人気らしいです。

もうアーカイブは閉じてしまいましたが、前夜祭のYoutubeライブもやりました。前夜祭のおかげでライブ本番に参加してくれる人も増えたり、その場でグッズが8個くらい売れたりと、まさに「前夜祭」って感じの盛り上がりでした。

そして、言わずもがな当日本番も大盛況。ありがたいことに50名定員も満席御礼状態。

非常にエネルギーあふれる楽しく、魅力的な時間となりました。

そして楽しいひと時はあっという間に終わり、週を明けて月曜日ももう終わります。

土曜日の余韻はまだ残っています。切ないながらも、燃え尽きたとはちょっと違う心地よい切なさです。

なぜここまでこのイベントがうまくいったのか、それはまさに本テーマである「順算」がうまく機能したからだと思います。

階段を一段一段登るようにそれぞれが目の前のできること、ライブがよりよくなるためのアクションをひとつずつ実施して、ジャストアイデアをカタチにしていった。

それゆえに当初は思い描いていなかった場所にたどり着いた、まさに「順算」におけるグッドプラクティスだったなと。

わたしも今回登壇に向けて「順算って結局何なのか?」「どうすれば順算を具体的に実践できるのか?」を考えに考えました。

そしてある程度カタチにできたと思っています。ここでカタチにできたことをまた少しずつ皆さん向けにアウトプットできればなぁと思っています。

ユタカジンLIVE、きっと第2回があると思います。今回参加されなかった方はぜひ次回、お待ちしています。

今日はこのへんで。
ありひとでした。


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