第12回 タンザニアの結婚式ソング(2021年1月18日放送)
ありがとうようの音楽は世界だ!
とうよう
「こんにちは、綾川町在住のアフリカンドラム奏者、ありがとうようこと三好東曜(みよしとうよう)です」
かじたく
「こんにちは、かじたくこと鍛冶匠(かじたくみ)です!
さて、とうようさん!今日はタンザニアですね!」
とうよう
「そうですね、タンザニアというのは、アフリカ大陸の東側で、インド洋に面した国ですが、ケニアのすぐ南の国ですね」
かじたく
「はい」
とうよう
「今日はそこに8年間くらい、生活をしていらっしゃいました、バージル・マサヨさんにお電話でお話をお聞きしたいと思います」
かじたく
「マサヨさんってことは日本の方ですよね?」
とうよう
「その通りです!だから、日本語は全く心配ありません!」
かじたく
「いや、でも4日に放送した、ソロ・ケイタさんの片言の日本語も楽しかったですけどね」
とうよう
「そうですね」
かじたく
「今日も楽しくお話聞いていきましょう!」
とうよう
「今日のゲストは、タンザニアからバージル・マサヨさんをご紹介いたします!バージルさん!」
バージル
「マンボー!とうよう!」
とうよう
「マンボー!お久し振りですね」
かじたく
「こんにちは」
バージル
「こんにちは~お久し振りです、マンボーサワサワ~!」
とうよう
「マンボーサワサワ~」
かじたく
「なんか一気にアフリカンな感じになりましたね」
とうよう
「もうアフリカンフィーリング、バリバリですからね!ところでマサヨさん、タンザニアでは新年の音楽っていうのはどういう感じなんですか?」
バージル
「新年はですね、民族が120以上ある中で、それぞれの言葉であって、そこから生まれる音楽たちはあるんですけど、現地に比べてニューイヤーを歌うっていう曲自体を実はあんまり見たことがなくて」
かじたく
「では、タンザニアで一番のイベントというか、お祭りっていうのは何なんでしょうか?」
バージル
「冠婚葬祭なんですけど、この中でも特に張り切るっていうのは、やっぱり結婚式ですね」
とうよう
「その結婚式の音楽を1曲紹介していただけたらと思うんですけれども」
バージル
「フヨ ニ チャグオ ラコ。日本語で直訳すると、その人はあなたが選んだ人っていうタイトルで、背が高くても低くても、太っていたって痩せていたって、
黒肌だって、白肌だって、その人はあなたの選んだ人だねっていうね、歌詞で素敵だなって思いました」
♫フヨ ニ チャグオ ラコ
かじたく
「体動きますね!」
とうよう
「そうですね、私は踊りました」
バージル
「かなりド派手にやるんですけど、音楽あり、踊りあり、涙も時々ある…私が今まで見た結婚っての中で一番強烈だったのが、親戚のおばちゃんとか男たちが、体で横たわって道をつくるっていう」
とうよう
「その上を神父が歩いてくる?」
バージル
「そう。おばさんたち、背中を歩いて神父が入場する。喜ぶとタンザニア人は、ゲレゲレって言って、ゲレレレレレレとかヒュロロロロロロとか、そういう音を言いながらみんなおばさんたちがドスンドスンって横たわっていくっていうのが結婚式です」
とうよう&かじたく
「(笑)」
かじたく
「マサヨさん、ありがとうございました!」
バージル
「はい、ありがとうございました!アサンテー!アサンテニー!」
とうよう
「ありがとうございました。アサンテサーナー!」
かじたく
「とうようさん、今年になってから、ギニア、ケニア、タンザニア、もういよいよこの番組がワールドワイド加減、ディープになってきましたね」
とうよう
「じゃあ来週はちょっと違う地域に行ってみましょうか?」
かじたく
「いいですね!どこですか?」
とうよう
「モンゴルのお祝いの歌を紹介したいと思います」
かじたく
「モンゴルっていうとホーミーのイメージがありますけど、ワールドミュージックの中では結構メジャーな方ですよね?」
とうよう
「そうですね!でも結構奥深いんですよ!」
かじたく
「なるほど」
とうよう
「それでは、ありがとうようの音楽は世界だ!、来週もお楽しみに!」
バージル・マサヨさんの情報はこちら!
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