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第8回 パプアニューギニアのクリスマスソング(2020年12月21日放送)

ありがとうようの音楽は世界だ!


とうよう
「こんにちは、綾川町在住のアフリカンドラム奏者、ありがとうようこと三好東曜(みよしとうよう)です!」

かじたく
「こんにちは、かじたくこと鍛冶匠(かじたくみ)です!
さあ、とうようさん、今週はいよいよクリスマスですね!」

とうよう
「そうです、やって来ました!」

かじたく
「はい、とうようさんは現地で体験されたクリスマスってどこかありますか?

とうよう
「それが、あるんですよ!」

かじたく
「おお」

とうよう
アメリカです!!

かじたく
「意外と普通ですね(笑)」

とうよう
「17歳のときにですね、アメリカに留学していたことがありまして」

かじたく
「なるほど」

とうよう
「はい、そこで、ホストファミリーと一緒にターキーを食べたりだとか、グレービーソースのマッシュポテトを食べたりだとかね。良い思い出ですよ、アメリカのクリスマス

かじたく
「てっきり、アフリカの知らない国名が飛んでくるのかと思ってました」

とうよう
「残念でした」

かじたく
「でも、今日はそんなとうようさんに、世界のクリスマスソング、ご紹介いただきたいと思います!」

とうよう
「はい、お楽しみに!」

かじたく
「では、とうようさん、今日ご紹介いただけるのは、どこのクリスマスソングですか?」

とうよう
パプアニューギニアです!

かじたく
「パプアニューギニアってどんな国なんですか?」

とうよう
「オーストラリアの上に位置する島国なんです」

かじたく
「東洋さん、実際にパプアニューギニアに行かれたんですよね?」

とうよう
2017年のことなんですけれども、一緒に仕事をしているOISCAというNGOがありまして、その人材育成の研修センターが世界36カ国にありまして、その一つがラバウルというパプアニューギニアの町なんですね。その30周年記念行事で、行ってまいりました

かじたく
「おお、どうですか、パプアニューギニアは」

とうよう
「まあ驚くことなんですけれども、僕が行ったどのキリスト教の国よりも、キリスト教を純粋に信仰している、そういう印象を受けましたね。で、そこで、1曲、僕が現地で録音して来た曲になります」

かじたく
「では、そのパプアニューギニアのクリスマスソングをご紹介ください」

とうよう
「はい。『ユミハママス』、私たちは幸せだ、という賛美歌の曲です」

♫ユミハママス


かじたく
これって、配管で作った楽器をスリッパで叩いている

とうよう
もともとは竹、くり抜いた竹で、叩いているので、バンブーバンドっていう名前が付いているんですけれどね

かじたく
「はい」

とうよう
「で、それの長さを変えると音程が変わるんですね。で、それをスリッパで叩きまくるという。これ、オーケストラですからね

かじたく
「すごいですね」

とうよう
「はい。で、この演奏は実はOISCAの研修センターの研修生たちによる演奏なんです」

かじたく
「研修生?」

とうよう
「で、ここからもう1曲、ご紹介したい曲があるんですけれども」

かじたく
「はい」

とうよう
「『フェリスナビダ』、これはスペイン語のクリスマスソング。実は、『フェリスナビダ』と『ユミハママス』はメロディーが全く一緒です!

かじたく
「っていうことは…替え歌っていうことですか?」

とうよう
「そうですね。もちろん、『ユミハママス』の方が替え歌になるんですけれども、今からお聴きいただくのが、原曲になります

♫フェリスナビダ



かじたく
本当に一緒じゃないですか

とうよう
「一緒でしょ」

かじたく
「どういう経緯で、このスペインの曲がパプアニューギニアに行ったんですか?」

とうよう
やはりキリスト教ですね。キリスト教の賛美歌というのはやはり、取り入れていく過程で、日本人もよくやるじゃないですか。『あ〜ちち〜あ〜ち〜、燃えているんだろうか〜』とか言って、日本語に変えちゃったりするじゃないですか、それをまあ、同じようにやったんですね」

かじたく
「ほお。本当に音楽と世界はつながっているんですね!

とうよう
「そうなんです。僕はね、そういう経験があって、台湾の人にですね、台湾の曲を1曲教えておくれよと頼んだんですよ。そうしたら、なんと教えていただいたのが、『雨雨降れ降れ』の台湾語バージョン」

かじたく
「『雨、雨、降〜れ、降〜れ』、え〜?」

とうよう
「そうそう、彼女は、それを台湾の歌だと信じているから、それを台湾の歌だよって教えてくれたんですけど、これ日本の歌じゃないかなって

かじたく
「なるほど。これ本当に、探してみるといろいろありそうですね!」

とうよう
「そうなんですよ!音楽っていうのはそれぐらい人と人とを繋いで、どんどん伝わっていくものなので、もしそういうことがあってもおかしくないのかなって思っております

かじたく
「さあ、とうようさん、来週は、もう2020年最後の放送ですよ!」

とうよう
「なんと!」

かじたく
「年末年始、そして成人の日とイベントごとが続いて行きますが、しばらくはそのアフリカの、そういった節目の過ごし方をお聞きしたいです!」

とうよう
「分かりました!
それでは、ありがとうようの音楽は世界だ!、来週もお楽しみに〜」

とうよう&かじたく
「メリークリスマス!」

OISCAの情報はこちら!


パプアニューギニア・ラバウルについて、もっと知りたい方はこちら!


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