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共通テストの裏方の裏方のハナシ

先日、全国共通テストが開催されました。
今年は、お正月から大変な天災や事故があり、まだまだ避難生活、大変な中での受験の方々もいらっしゃいます。
心より、お見舞い申し上げます。


ウチの子どもたちは、実は私も(私の時は共通一次かな)誰も受けたことがありません~!

なのですが、娘は、大学職員なので、毎年この時期はなかなか大変のようです。

受験生はその年一回限り!に全力を注ぐのだと思われますが、受け入れる大学は、毎年のこと。
でも、これで人生が決まる?!というテストですし、何かあった場合には、すぐにニュースになってしまう!

会場も、スタッフも、なかなかの緊張の厳戒態勢の中です。

そして毎年、寒い時期なのですよね。
今回は、外での受付もローテーションに入っていたようです。

受け付けの前に、先ず外で、受験票がある受験生なのかを確認してから、入口に入れるようにするんですって。(前に何か事故があったようです)
テントはあって、一応防寒にはなってるし、交代制だそうですけど。

そして、午後からは、警備員さんが外で立っていてくださったそうです。
各地の警備員さんも、外でずっと立っているだけのお仕事も、かなり大変だと思います。
意外に、立っているだけって、かなり腰にもきますよね。

そして、何しろ受験のこの日は、拘束時間が長いのです。

娘も、子ども(私には孫)が赤ちゃんの頃から駆り出され、前日から実家に泊まり込みで早朝から子どもを置いて出勤です。
もちろん、子守りはばあばであるワタシです~。

朝6時過ぎに出て(実家の方が大学に近いのですが)夜、万一なにか問題があったりすれば、帰宅は何時になるかわかりません。

まぁ、孫たちも、もう慣れたもので今回は「ばぁちゃんと一緒に寝る!」と喜んで来てくれましたが。
でも土日、二日連続なので、もっと赤ちゃんの頃は、なかなか子守りが大変でした。
こんなに赤ちゃんいる人が駆り出されるの?と聞いたら、受験生がいる位の人は逆にダメなんだそうで。

毎年、マニュアル?もものすごく分厚くなってるそうで、何かがあるたびに、書き換えがあったりするようです。
とにかく、何かちょっとでも事が起れば、ニュースになってしまうので、その緊張感も大変です。

お弁当なども、持ち込み禁止で、支給されるお弁当をお釣り無しで購入しないといけないんですって。

「裏方」の仕事は、やってみて初めてわかる事が沢山ありますね。
人は皆、全然知らずに「誰かのお世話」になっているものだなぁ~と、娘の仕事を聞くと、思います。

そして、裏方の裏方で、子守りをする人たち、さらにサポートをする人たちもいるわけです。

私は、以前手術を受けた事があるのですが、その時にも、病棟の看護師さんとか医師とかにお世話になりました。

そして、手術の時って、手術専門のスタッフさんもいらっしゃるのですね。
息子の友人ママが看護師さんで、手術室のナース、なんだそうです。

で、え?手術室専門のナースっているの?と、初めて知った訳です。
病棟ではお見掛けしないスタッフさんには、お世話になっていても、お顔も知らないままなのですよね。

義母を介護していた時も。
ディサービスにお迎えに来てくれる職員さんにしか、基本は会わないので。
きっと施設内でいろいろお世話になったスタッフさんが、沢山いらした筈なのですけれど、お顔も名前も知らないままの方も、何人もいらしたのだと思います。

ナースさんや、施設のスタッフさんは裏方って、わけじゃないですけど。
きっと、その裏に、お掃除してくださる方や、準備の方、警備の方、まだまだたくさんの方のお世話に、知らないところでなっているのでしょうね。

そんな事を、思った子守りばぁばだったのでした。

だからこそ、「人に迷惑をかけずに生きられる人はいないのだから、人の迷惑も許してあげなさい」って、思うのですよね。

そして、お世話になった人全員に、直接お返しする事はできないのだから、誰かのお世話させてもらう事で、お返しをしていく。

そんな風に、思う人が沢山いたら、もっと優しい世界になっていくのではないかなぁ~。
ともあれ、わたしも今まで生きていて、たくさんの方々のお世話になってきた筈で、今も、知らずにお世話になっている筈なのです。

知らない誰かに、ありがとう~!

読んでくださって、ありがとうございました。
よかったら、スキ!していってくださいね~♪^^


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