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おばあちゃんの知恵袋「運の良い子の育て方」

運の良い子に育てたいと思いませんか?
これからの世の中、どんなに学歴があっても、もしかしてAIに取って変わられる仕事も沢山あるし。

将来に、自然災害や、何が起るかわからないような世界情勢だったりもしますよね。

私は、だから子供たちを育てる時には「運の良い子」にしたい!と思っていました。
そして、何があっても「自分で立ちあがれる子」であって欲しいと思っていました。


けれど、「運が良い」ってどんな事でしょうか?
宝くじに当たったり、クジ運が良ければ良いかしら?

でも、宝くじ等で高額当選した人は、案外その後の人生が転落人生になるのだとも聞きます。
ホントかウソかは知らないけれど。
宝くじで億万長者になった10人のうち、9人までが家庭崩壊したり、だまされたりして。
唯一のこった人は、全額寄付した人で、その人だけは、幸福人生だったと聞いたこともあるのです。

つまりどんな「棚ぼた」があったとしても、それを生かせるような考え方、受け取り方を持っていなかったら、棚ぼたに潰されてしまうことにもなりかねない、ということですよね。

いい学校に運よく入れたり、いい先生に恵まれたり、いい友達に恵まれたり。
それは全部、本人が「いい」と思えれば、きっとその後も「いい」ままかもしれず、もし後にその関係がダメになったとしても、それもOKと思えたら、良いままで過ごせます。
逆に、どんなに傍から見て「良い」ところに進んで、良さそうな仲間がいても、本人が「イヤ」「苦しい」と思っていたならば、それは本人には「嫌」な事でしかない訳です。

そうすると、結局は、何が起っても「本人の捉え方次第」という事になるのではないでしょうか~?
運が良くなる捉え方、という事が問題かもしれませんね。

そして、子供って「親の言うことは聞かなくても、親の後ろ姿は見ている」のです。
大人になると知らず知らず、親がやっていた姿を真似ていて、きゃ~っと思うことってありませんか?

なので、「運の良い子」に育てたいと思ったら、「運の良い親になる!」のが一番の近道です~!

何か問題が起ったときだけではなくて、日常に、どんな対応をして、どんな言葉がけをしているのか?
親自体が、運の良くなる捉え方、生き方をしているか?そこが問題ということですよね。


今では誰でも知ってる野球の大谷翔平選手が、運をよくするために、高校生の頃からやっていた事をご存じですか?
有名なのは、今でもずっと続けているらしい「ゴミ拾い」ですよね。
「ゴミを拾うのは、他人の捨てた運を拾っている」のだそうです。

高校時代にやっていたというマンダラチャートには、運のまわりに、「あいさつ」「ごみ拾い」「道具を大切に使う」「プラス思考」「応援される人間になる」「審判さんへの態度」と書いてありました。


「神様ポイント」という神社から出ている絵本もありますけれど。

徳を積む、という事でもありますね。
私は「宇宙銀行に貯金」という風にも言ったりしています。
誰が見ても見てなくても、親切にしたり、ゴミを拾ったり、人が嫌がるお役を引き受けたり、ニコニコしたり。

そして、自分は運が良い、あなたは運が良いね、という言葉がけをするのです。
言葉には、生み出すパワーがありますからね~。

間違っても、不運だ、疫病神だ、お前はダメな子だとか、バカだの、しょうの無い子だのって、親がそういう言葉を、子供に言ってはいけません。
(これって、もちろん自分自身に言ってもいけません、運が良くなりたいならば、ね!)
逆に「運の悪い子」を作ってしまう事になります。
子供の頃に言われた親の言葉、まわりの大人のことばは、呪縛のようになる事があります。

親自身は、あまり覚えていなくても、です。

日本人は、謙遜の美徳であるかもしれないけれど、あまりに身内を良く言わないクセがあります。
けれど、これって、子供の目の前で言うと、その子にマイナスを植えつけることになりかねません。

褒められたら、ありがとう、とかお陰様で、と言えば良いワケで、何も無理にけなす必要はありませんよね。

私もつい気付かずに、この子はこんな事をして困ってしまう、と言いがちだったのですけれど。
これも、要注意の言葉ですよね。
説明しなきゃいけない時には、サラっとすれば良いわけで、くどくどと困ったことを並べ立てる必要は無かったのだなぁと、今にしては思います。

それは、母の恨みつらみ、みたいな事なワケでした。
親自身も、自分を「認めてもらいたい」そんな気持ちがあるワケで。
子供をもっと褒めてあげたい!と思っていても、親自身がマイナスで埋まっている時には、人を褒めることって、難しいのです。

夫さまが、奥様を褒めてくれたら、かなり救われるのですけれど、子育て時代のご主人さまは、たぶん、会社でもストレスが溜まる世代です。
夫さまの方も、本心は奥さまに慰めてほしかったりして。
現代はお母さんもフルで働いたりしていますから、女性のストレスは、もっと多大なものになっていきます。
(ちなみにパートナーの役割が逆な事もあるので、そこは読み替えてくださいね)


でも、そんな時だからこそ「プラス発想」「良かった探し」をして、発想の転換の訓練をやってみませんか?
「あたり前」だと思っていた、「良かったこと」を探すのです。
手があって、目があって、寝る場所があって、空気が吸える、とかです。

通勤時間を「自分のための時間」に使ってみたり。
言葉の置き換え、直接の言葉をそのまま聞かずに、頭の中で、能天気に翻訳して聞いてみたり。
そして、自分で自分を抱きしめて、自分で自分を癒やすコトバを、自分にかけてあげて、見えてる現状をリセットするのです。
今、見えている事は、未来のための途中経過に過ぎませんからね~。

「わたしはわたしのままで大丈夫」「わたしはよくやっている」「わたしは素晴らしい」「わたしは私が大好きです」などなど、何でも良いのですけれど。

そしてもしも出来れば、少しの時間でも瞑想したりする時間があると、気持ちがもっと落ち着きます。
森や海や、自然の中をちょっと散策するのも良いでしょう。

そんな時間が少しあると、ちょうど良い時に、ちょうど良い言葉やアイデアを、人から聞いたり、ふっと思いついたり。
宇宙からの放送を受取ることができたりします。

その第一念の思い付きを、サ~ッと実行すると、たいてい、運の良いことに出くわしますよ。

そしてコツは、「良かったこと」の方を「良かった!」と意識して覚えておくことです。
うまくいかなかった方の事は、ただ、そういう経験を積んだ、という事ですよね。
別に、それはマイナスでもプラスでも無くて。
後になってから、その「当時は失敗したかに見えた経験」の中に、必要な情報があったりする事もあります。

結局は、自分の「受取り方次第」なのです。
なので、何が起っても「ラッキー」だと受け取れるようになれば。
もうこれは「強運!」としか言いようがありません~!


そんなお陰さまで、今は必要なものは必要な時に、やって来る~!という、ありがたい生活をさせていただいています。
娘や息子たちも、皆ちょうど良い時に、学校や職場に恵まれて、運の良い人に育ってくださっています。

以下はご参考までに。


まとめ

運の良い子を育てるコツは、親自身が運の良い考え方を身につけること。
そして、それは、当たり前の中から、良かった事を探す訓練をしていくこと。
普段の言葉がけを、プラスにするように訓練すること。
マイナスになっている自分に、自分で癒すコトバをかけて自分を抱きしめること。

そんな事が、お伝えできたらな~と思って書いてみました。

どうぞ、どなたかの何かのご参考になりますように。
読んでくださって、ありがとうございました。
また、ご縁がありましたら、のぞきにいらしてくださいね。

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