Ｊ１第２１節、札幌ｖｓ新潟、プレビュー

Ｊ１第２１節、札幌ｖｓ新潟＠札幌ド
６月２９日（土）１４：００ＫＯ

新潟は前節、広島に１－１の引き分け、６月の公式戦は無敗を続けている。
小見洋太が初のワントップ起用、阿部航斗の今季リーグ戦初出場、１点目を今季のリーグ戦では開始１５分以内に決めるという初物尽くしとなった。
今月は首位の町田に勝ち、２位の鹿島と５位の広島に引き分け、上位相手に勝ち点５を獲得、ただ今月唯一のホーム川崎Ｆ戦を含めてリードする時間がありながら勝ち切れていないのも事実である。
今節と次節は残留を争うライバルとの６ポイントマッチ、ここで２勝は必須と言える、何が怖いって新潟は下位によく取りこぼす悪癖がある。
札幌は現在６連敗中、前節もＦ東京に０－１の敗戦で３試合連続完封負け
昨年の夏やこの冬に主力選手が次々と引き抜かれ、それを補う戦力の補強ができなかったうえにキャンプからケガ人続出、そのまま開幕を迎えて敗戦を積み重ねてしまい、今でも８人ほどのケガ人がいるという。

前半戦の対戦

Ｊ１第８節、新潟１－１札幌＠デンカ
４月１３日（土）１４：００ＫＯ
新潟：秋山裕紀、札幌：浅野雄也

リーグ戦成績

９勝５分７敗（Ａ：５勝２分３敗、Ｈ：４勝３分４敗）
札幌厚別競技場：３勝１分１敗、札幌ドーム：１勝１分１敗、室蘭競技場：１勝０分１敗

シーズンダブル

新潟

勝利：０８年、１２年
得点：なし
完封：なし

札幌

勝利：００年（４戦全勝）
得点：なし
完封：なし

救世主誕生？

後半戦の札幌戦は新潟の行方を左右する救世主が出てくることが多い。
０３年：上野優作
第４クールのアウェー戦（０勝１分４敗）で唯一の引き分け
この勝ち点１がＪ２優勝、Ｊ１昇格に大きな影響を与える。
１７年：河田篤秀
３０分から出場、０－２で迎えた８０分に追撃ゴールを決めると、８７分に同点ゴール、負け試合を引き分けに持ち込み、その後は先発を確保した。
翌年は３９試合出場９得点を決めたが、翌年に徳島に旅立った。
２３年：長谷川巧
６３分から出場、この直前に新井直人が退場になっていた。
右ＭＦに入り、果敢な突破でチャンスの演出と時間を使い、勝利に貢献。
その後はＭＦで出場機会を掴み、アウェーの福岡戦では決勝点を演出した。