グアテマラの高校生、ソエの英語俳句
グアテマラに住むバイリンガル高校生、ソエと日本の俳句を作る練習をしていて、いきなり日本語でとういうのは難しいので、英語俳句を始めることになりました。ソエは私の日本語の生徒さんですが、感性が繊細で豊かで、彼女の比類ない文才に惚れてしまい、日本語のレッスンではたまに彼女と一緒に詩や短編小説、俳句作りをしています。
今回は英語俳句を紹介します。
11月の初旬、季節は乾季(かんき)の始まり(はじまり)
beginning of dry sesason
Jocotes are everywhere
Fly in the blue sky
Goodbye dear someone
日本語訳:
あちこちにホコテ
青い空に飛べば
別れかな愛しい人々
ホコテは黄色い金柑くらいの大きさの果物で、ちょうどこの10月中旬くらいから旬を迎える果物です。この時期にグアテマラのローカル市場に行くと、たくさん積んで売っていて、庭先や道端でもたくさん黄色い甘酸っぱい実をつけているのを見かけます。
雨季の朝
a morning time in rainy season
The sunshine shines bright in the morning
Colors come from the sky
I wonder where it will take us
日本語訳:
朝の太陽のきらめき
空からの彩りに
何処へか向かう予感
雨季の朝はことに美しく、昨夜降った雨が上がり、まだ道端や木々がしっとりと雨つゆを含んでいて、水たまりをたくさんできています。
朝日が眩しく朝からさんさんと降り注ぎます。午後になるとまた雲行きが怪しくなり、一気にスコールに見舞われますが、その前の束の間の太陽の日差しがことに明るく感じる頃ですね。
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