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京都散歩11:「うさぎ」と「アヒル」

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
京都検定2級対策で市内のスポットを散歩して記録しています。

今回の京都散歩は、岡崎神社と金戒光明寺を巡ります。
ご近所です(笑)

京都市動物園周辺からスタートします。

【2024年5月25日】

京セラ美術館では「村上隆 もののけ 京都」を開催中。
皆さんとは反対側からモニュメント撮影。
少しだけ優越感(笑)
木漏れ日
まだ入ったことがない
smart center 京都,the garden
かっこいい
コンセプトカー?

岡崎神社

岡崎通を北に進みます。
昼食時なのでどこかで食事したかったのですが、「山元麺蔵」、「京うどん 生蕎麦 岡北」、「グリル小宝」と、岡崎が誇る名だたる名店は大混雑。
久しぶりに小宝のオムライス食べたかった(笑)

ある程度予測はしていたので悲観せずに丸太町通に出て岡崎神社に。

鳥居

岡崎神社はパワースポットとして有名です。
境内はうさぎのモチーフがたくさん。
もちらほらと外国人観光客がいらっしやいましたがとても静かです。

初夏の風が境内の木々を揺らす音が心地よくもあり、何かを感じさせる。
そんな神社です。

かわいいですね
能舞台かな
使われている感じではなかった

本殿にお参り。

本段

久しぶりに境内に入りましたが、とても落ち着きます。

金戒光明寺

ご参拝を済ませて、岡崎神社の横道を進みます。

路地ですね

ほどなくすると「金戒光明寺」の南門になります。
ここからが境になっているようで「黒谷境」と記されています。
相当敷地が大きいことがわかりますが、この先も普通に住宅があります。

南門


【学習メモ】
宗派:浄土宗
山号:紫雲山
ご本尊:阿弥陀如来
重文:三重塔、山越阿弥陀図、地獄極楽図
メモ:
 ・通称「黒谷さん」
 ・現在京都市内にある重要文化財指定の三重塔は清水寺の三重塔と子安塔 
  の三つのみ。
 ・文殊菩薩(渡海文殊形式)
  金戒光明寺の文殊菩薩と脇侍の尊像は運慶作。

京都・観光文検定試験公式テキストブック/金戒光明寺公式HP


極楽橋に到着。
境内に進まずに、先に「アフロ仏像」と言われているお地蔵様と「会津藩墓地」、「三重塔」に向かいます。

極楽橋
アフロ仏像
正式には「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)です。

こちらの仏像。京都検定の設問になっていなければ知らないままでした。

ここから三重塔までの階段から横道にそれて会津墓地に。

横道に
龍と亀

途中に西雲院がありますのでこちらにもご参拝。

西雲院
会津墓地

幕末の京都は暗殺や強奪が日常化し、手のつけようのない状態になっていた。文久二年(1862)に徳川幕府はついに新しい職制を作り京都の治安維持に当たらせることになった。これが京都守護職である。
文久二年閏八月一日、會津藩主松平容かた保もりは江戸城へ登城し、十四代将軍徳川家茂から京都守護職・正四位下に任ぜられた。役料五万石・金三万両を与えられた。
會津藩は京都守護職に任命されるにあたり幾度か固辞をしたが、藩祖保科正之(三代将軍家光の異母弟)の「家か訓きん」に順じて容保が決意したものである。守護職を拝命するにあたっては、家老の西郷頼母・田中土佐は、「薪を背負って火を防ぐようなもの」と反対するが容保の意は変わらず家臣も「君臣唯京師の地を以て死所となすべきなり」と肩を合わせて泣き崩れたという。
これにより君臣一丸となり、會津藩松平容保は家臣一千名を率い文久二年十二月二十四日午前九時頃京都三条大橋に到着、京都所司代・京都町奉行所の出迎えを受け、本陣となった黒谷金戒光明寺に至るまでの間、威風堂々とした會津正規兵の行軍が一里余りも続いた。
この間、京の町衆も両側に人垣を作り大歓迎するのであった。

https://www.kurodani.jp/


ここから新選組が始まるわけですが、新選組の駐屯地であった壬生寺から、こちらまで毎日通うのは土地勘分かると相当大変だったと想像できます。

この時代の京都の歴史はとても好きです。
壬生寺周辺は以前に訪れました。

思えば会津藩とはどれだけ時代に翻弄されたのか。。。

「薪を背負っていくようなもの」なのに行くということが、今の時代のビジネスにもありえる話だと思ってしまいます。

墓地には松平容保の像もありましたが撮影はせず、ある意味この時代を造ってくれた方々の想いに敬意をはらってお参りしました。

三重塔まで登りました。
圧巻です。

階段を下り境内に向かいます。
京都はほんとに盆地。

市内一望

途中に法然上人の骨を祀る御廟があります。
こちらにも手を合わせます。

御廟

下って一度山門に。

山門

いくつか色づいている木々が。

コントラストが美しい
「せいしまる」さま
法然上人の幼名

境内はとても広いです。

御影堂(本殿)

本殿にご参拝しました。
中は撮影できませんが、一見の価値ありです。

鎧掛けの松
本殿から山門を眺める
納骨堂

手水舎

以前亀のおもちゃがあったそうですがある日を境にいなくなり、その後戻ってきたものの、その亀もいなくなってしまったあとアヒルたちが寄贈されたとネットの記事にあります。
由緒あるお寺に「アヒル」さんたち、それも少し細工されているような。。
かわいいですね。


手水舎
左の大きいアヒルさんは背中に子アヒルが(笑)

阿弥陀堂にもご参拝

阿弥陀堂
阿弥陀堂

おなかすいたので境内にある快庵でランチです。

せっかくなので「黒谷うどん」をいただきました。

さすがに境内なのでノンアル

「黒谷」らしく海苔でおおわれていて、梅干しととろろ昆布があしらわれています。
わかめと天かすが入っているうどんは風味のよいお出汁で、とても美味しい。
付け合わせの山椒と昆布も京都ならでは。

黒谷うどん
美味しかったです!

北門方面に真如堂があります。
そちらに進みます。

呼び止められました。
すりよりにゃんこ。

北門を超えました。
やはり広い。
すぐ目の前に真如堂があります。

北門

真如堂や吉田山周辺も見どころが多いので、また改めてお邪魔します。

真如堂

神楽坂通から偶然見つけたカフェに立ち寄りながら、丸太町通に向かって本日のお散歩は終了です。
このあたりいろいろ気になるお店が多い。。

「蕩 TORO」さん
こちらは京都カフェマガジンで。
コロッケ売ってました。
銭湯
中華そば
気になるなぁ
あちこちからテレビの音が聞こえる
良さげなレストラン

丸太町通に戻って御辰稲荷神社の「真黒秘石」にお願いごと。

御辰稲荷神社の真黒秘石

2024年6月6日訂正:上記の「真黒秘石」は異なり、「良縁叶秘石」となります。お詫び申し上げ訂正とさせていただきます。

京都大学の熊野寮ではイベントが行われていました。

「ねじ式」という言葉に反応した。懐かしい。
若かりし頃メメクラゲにびびりながら読んだ作品。
また読みたくなった。

今回はこちらで終了です。
それではまた。

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