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納得のいくものとの出会い。「菊一文字」の爪切り。

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。

自分の爪を切るのって、いったいいつ覚えたのでしょうか?

おそらく親から切り方を教わっているはずですが、歳を重ねすぎて全くその記憶がありません。。

そのせいなのか昔からかなりの深爪で、ずっと爪の伸び始めの根本にある白い線が「きりとりせん」で、その輪郭に沿ってカットするものだとばかり思っていました。

テレビとかでよく正しいカットの方法とか紹介されたりしますけど、どうにも落ち着かない。。。
そんなこんなで今でも深爪の癖は完治されていないままです。


単身赴任を始めたときに、限られた予算の中で大物家電をどうするかはいろいろ悩みましたし、ある意味吟味している時間は楽しくもあったのですが、地味に困ったのが横浜(本宅)時代に利用していた、馴染みのある生活必需品がないことでした。

特に身体のケアに必要なものは、夜中に突然思い立って「今すぐほしい!」なんてこともしばしば。
こればかりは我慢が難しい。

今まで使い慣れたものが手元に無いって少しストレスです。
(脱線しますがトイレットペーパーがシングルだとか、食パンの8枚切りが売っていないとかは今でも謎)


さて、爪切りの話に戻ります。😅

そんなこんなで急遽必要に迫られて近場で買ったのが「1号」です。
悪くはないのですが切れ味と断面が気に入らない。。

そこで休日に東急ハンズに出向いて、少し高級な一品を購入したのが「2号」です。

2号はそこそこそ活躍したのですが、京都にくる奥様がなぜか気に入ってしまったようなので、ここは優しさ全開で譲渡してしまい横浜へ。
その代わりにこれまた東急ハンズで、小ぶりのほうが切りやすいかと思い購入したのが最近まで現役だった「3号」です。

『それぞれの写真は割愛しますね。。』

使って気がついたのですが、そもそも小さいと細かくスライドしてカットしていくわけですが、そこは不器用も相まって滅茶苦茶不揃いになります。
決して物が悪いのではなく、利用者の技量が追いつかないという。。。

ヤスリをかけても少し伸びてくるとギザギザになってしまい、先日出勤前に鍵をポケットに入れる際に端が引っかかって爪が欠けたことをきっかけに残念ながら引退をしていただくことにして、新たなルーキーを迎えるべく、京刃物の老舗「菊一文字」さんにお邪魔しました。

すみませんここまでも前置きですね。😅



「菊一文字」さんは河原町通から三条商店街を少し西に行ったところにあります。
もう名前からしてかっこいい!

伝統七百余年あまりとあります。
まさしく老舗です。

京都というか日本の刃物は海外の観光客に人気の様で、店内がごった返しています。
こういう文化が世界で認知されるのは良いことなのだと思いますが、それにしてもすごい。

種類がいくつかありましたが、オーソドックスな黒の「中」サイズにしました。

ようこそ!

堂々と店名が施されている仕様に老舗の心意気や覚悟を感じます。

回転させると、普通の爪切りよりもテコの角度があるように思います。
実際に切ってみると「スパッ」と小気味よい音とともに抵抗なく切れてしまい、断面も滑らかです。
このサイズだと、時間もそれほどかからない。

この角度が良き


深爪派でも爪の奥に食い込まない様になっている感じで、丁度よい感じで切ることができます。
使っていて快適。

匠の技を感じます。
これを求めていました!

これで爪問題は解消しました!



ここまで爪切りの話のみをだらだらと書いてしまいました。すみません。

最後まで付き合っていただいた読者の皆様ありがとうございました。

ちなみに「毛抜き」も以前菊一文字で購入済。
全く痛くなくするりと抜けます。

甲丸 毛抜

こちらもオススメです。
ちなみにステルスではないので念のため。

値段も手ごろで京都の伝統産業の一つでなので、お土産にもいいかなと思います。

今回はここまでです。
それではまた。


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