5/19のありがとう!

私の暮らしている町が先日梅雨入りしました。

今まで雨の日はあまり好きではなかったのですが、この機会に雨についてのの自分の気持ちについて考えてみました。

私が持っている一番古い記憶は雨の日の記憶でした。

雨の日の幼稚園、普段はしないアスファルトの湿った匂いや、薄暗い園舎の雰囲気、屋根から雨が滴る音それらが非日常に感じて不思議な気持ちになったのをかすかに覚えています。

その時の事を思うと、雨の日の匂いや音、雰囲気はあの頃と何も変わっていなくて、雨が降ればいつでもあの頃に戻れるような気がして少し嬉しくなりました。

それと、毎朝母が私を自転車に乗せて送り迎えしてくれた事、名前も覚えていない先生の笑顔、たくさんの愛情をもらっていたんだなぁと何十年も経った今思い出せることはすごい事だと思います。

雨のおかげで昔のありがとうに気が付くことが出来ました。

ずっと変わらない雨でいてくれてありがとう。

しとしとと降る雨に耳を傾けてみると、心の中に眠った思いを思い出せるかもしれません。

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