Poem)日付け変更線を越える頃… 3 Arim(ありむ) 2019年7月4日 01:04 日付け変更線を越える頃。日暮れの詩を書こうか。会えない時間に、朝咲いた花は萎れ、鳴き方を練習していた鳥は南へ下った。傲慢な声を立てていた人間の轟音の横にも、風は通り道を作っていた。緑の陰に座り、目を閉じる野良猫の、小さきものの気配も聞き分ける耳を探して。側にいって、明日の花を咲かせる何者かの美しい足音を一緒に聞かせてもらいながら、それは深夜の半分夢を見ながらの時間に、1日の影を計ってみたいと思うのだ。 #詩 #現代詩 ダウンロード copy #詩 #現代詩 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート