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Poem)新春

太陽に道を照らされ
歩いていく
闇夜がそろそろ明ける頃
昨日までの道を歩いている
ここから先はまだ開いていません
信号機を待つように
芽吹きを大きくふくらませていく
木々の横で
一緒に深呼吸をする
明日も晴れよ、と
扉を開くのは水仙の蕾

#詩 #現代詩

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