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Poem)平和への光


a)
破壊を止める貴方に幸あれ。
心に光灯る人々に
教えを乞いに
一緒に行きましょう。
一生とは光求める道なり。
意味とは光知る術なり。

もし、小さな子供の瞳に宿る
光の意味を知らなかったと言うなら、
今、銃を置き靴を脱ぎ、
貴方の立つ大地に
ひざまづきたまへ。
きっとたくさんの光の切片を
見つけるでしょう。
貴方の閉ざされた部屋を開けるように
光は至る所に伸びてきて、

貴方に灯る命に気づいた時、
貴方の花は咲き出すでしょう。
種が、嬉々としてはじけて
花に灯る命
子供の瞳に宿る光が
あなたの心にも
戻って来るに違いない。


b)
人は皆とても暖かいものが
体に流れている
命は暖かい
あなたの心が
光のように輝き出すように

心とは簡単です
思えばいいのです。
優しい友情を願えば
始まるのです


c)
人の手は、暖かい
しなやかな指は
柔らかなものを掬うことが
できるように

誰かのために美しい花を摘み
小さな種を包み込み
明日の収穫の夢を
つないでいくことが
できるように

人の手は、強い
生い茂る草木を抜き
乾燥した荒れた土を耕すことが
できるように
水を運び
歩けなくなった人に
手を差し伸べることが
できるように

人の手は、魔法の手
神様のように
絵を描いたり
音を鳴らしたり
あなたの心の
光零れる形を
紡いでいける


平和は創造を生みます。破壊の憎しみと悲しみの連鎖が断ち切られますように。
どうか、世界に平和が訪れますように。Arim


#詩    #現代詩

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