天鳳振り返り2020/09/08

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下家が2sチーして打2m。7sを鳴かずに4sをチーして打南。
違和感のある打牌だ。

まずわかることとして役牌バック、ホンイツはない。どうしてもイッツーをつけないといけない状況ではないので、前巡の7sを鳴かない理由がない。
4sなら鳴く理由としてあるのはイッツーか456の3色となる。
基本的には123の鳴きが入っているのでイッツーのほうが濃いと思うが456三色がありそうかかんがえてみよう。

今回1mを切ったあと12mがきられているので基本的には112mと持っていたと考えられる。その場合通常なら13sより価値が高いので13sの方が切られるはず。しかし13sが残された。となると456三色ではなくイッツー狙いと考えるのが妥当となる。

さて下家がイッツーだと判別できたうえで待ちはどこらへんになるだろうか。イッツーののこり789sについてあたるか考えてみよう。

当然だがペン7sはない。前巡に鳴いてないからだ。
次に8sだがこれは5679sから4sを鳴いたという喰い伸ばしになる。
そのように仮定して手出しからもとの手牌を考えてみると
下家は112m135679sXX+(未完成3枚orメンツ)という瞬間があったものと思われる。
この形で2sチーから入るだろうか?
速くなっていないし、高くもならないしかも周りには狙いがばれやすいといいとこなしだ。8s待ちはないだろう。これは9s片上がり形でも同じことが言える。
112m135678XX+(未完成3枚orメンツ)
こちらはさらにイッツーが確定しづらいのでより2s鳴きたくないだろう。
つまり789sのあたりの待ちは考えづらくすでにイッツー完成形だろうと読むことができる。

ではイッツー完成形だとして待ちはどこになるのか。

待ちがソーズのパターンであることはなさそうだ。組み合わせが多すぎるから割愛するがさらにイーツー完成の9枚に加えソーズターツがあるなら索子が必ず連続系になるので2sチーするような切迫した形になりづらい。

そもそもそこまで索子が多い手牌だと第一打牌時点で染めが見えることが多いから生牌の白切りにならないケースが多い。

7p,2pの切り順からピンズの下はありそうだ。112mから1m一枚切ってまで2p残しで1p全枯れより4pは持ってそうに見える。4pと3-6pはやめておいたほうがいいだろう。
マンズは5mのマタギは薄そうだ。112455m,112556mなどはほぼ2m切りになる。あるなら6-9mや7mより上のシャンポンだろう。マンズ待ちなら頭はドラの可能性が高そうだ。

実戦ではここまで読めてないがさすがにイッツーはほぼ間違いない。ドラ周辺はヤバイ。マンズの上はヤバイ。程度には警戒していた。

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えー。これ当たるの。無理無理。読み筋にないよ。
まあドラ周辺というかドラそのものはやっぱあるよね。基本5800以上だから自分の手がいいとは言えドラ周辺とマンズ上は回ろうと思ったのになぁ。
イッツーなら9pもポンだろうしフリテンとは言え8p残しじゃ?と負け惜しみを言っておく。

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