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ピクミンと経営論

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最近、ピクミン 4 をプレイしました。

遊んでいて、ピクミンを効率よく進めるためには、ピクミンが死ぬことをあまり気にしない方が良いと感じました。例えば、一匹のピクミンがはぐれたとき、そのピクミンを助けるために気を取られてしまうと、目の前の敵に気が逸れ、その結果、他の 10 匹のピクミンを失うリスクがあるからです。

そのため、ピクミンにあまり愛着を持たずにゲームを進めると、クリアが早くなるかもしれません。

初代ピクミンが発売された際の人気楽曲の一部は、

「引っこ抜かれて、君だけについて行く
今日も運ぶ、戦う、増える、そして食べられる」という歌詞でした。

ピクミンの世界をビジネスの世界に例え、オリマーを経営者、ピクミンを社員として見ると、利益や会社の成長だけを最優先に考える経営者の視点では、社員を使い捨てるのが効率的なのかもしれません。

この考えから、経営者が人間である以上、社員のことを深く知ると、社員の扱いに迷いやためらいが出てくるかもしれないと思います。そのため、使い捨ての方針を持つ経営者は、社員との距離を取る傾向があるのではないでしょうか。(大企業のように社員数が多すぎる場合や、経営者が極端に忙しい場合はまた話が違ってきますが。)しかし、社員のことを気にかけない経営者がいたら、それは使い捨ての考えを持っているサインかもしれません。

もしピクミン一匹一匹に名前がちゃんとついていて、それぞれ個性があって、ちょっとずつ形が違ったら、私はピクミンを使い捨てには出来なそうです。

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