#97 日焼け止めはどのような原理?
紫外線から肌を守る日焼け止めは、どのように作用しているのでしょうか。
日焼け止めは大きく分けて2種類あります。
吸収剤と散乱剤です。
吸収剤
紫外線を吸収し、化学変化を起こして熱などのエネルギーに変化し放出します。化学的な方法ですね。
吸収剤に使われる物質は、肌から人体に吸収されるという報告もあり、評判はあまり良くありません。
散乱剤
紫外線を反射させて肌に届かないようにします。物理的な方法です。
二酸化チタンや酸化亜鉛が使われます。この2つの物質は、肌から体内に取り込まれないため、人体に影響はないそうです。
ダイヤモンドは屈折率が高いことで有名(キラキラ輝いて見えるのは、光の屈折のおかげ)ですが、二酸化チタンはダイヤモンドより高い屈折率を持っています。
――――――――――――
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考資料、使用させて頂いた画像など
「図説世界史を変えた50の鉱物』 エリック・シャリーン
Photo by BATCH by Wisconsin Hemp Scientific on Unsplash
https://www.kodomonokagaku.com/read/hatena/5236/
https://ameblo.jp/rik01194/entry-12335296709.html
サポートして頂けると嬉しいです(>_<)