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一日一首

パチパチリきらきら光る松明よ私の罪の音と光よ(3 /21)

<蛇足>
気づけば1ヶ月半ぶりですが.....(^^;;。今回はお水取りをテーマに詠いました。

東大寺で毎年行われているお水取りは修二会(しゅにえ)という行事の一環です。そこでは、練行衆と呼ばれる僧侶たちが、大きな松明を回しながら二月堂の廊下を端から端まで走ります。

修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言い、人の日常での過ちを、二月堂の本尊・十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味します。

お松明の激しい火勢を見るたびに、人の罪業が燃える様は美しいものだ、と思わずにはいられません。

修二会は毎年3/1から2週間行われています。特に観覧料なども不要で、始まる時間までに現地に行けばいいだけです(ただし、お松明を近くで見たい場合は、早めに現地に行って場所取りをすることをオススメします)。ご興味のある方は、是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。

参考サイト:http://www.todaiji.or.jp/contents/function/02-03syunie1.html

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