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一日一首

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2021年8月の記事一覧

一日一首(今日から一週間は初句切れ縛りで)

一日一首(今日から一週間は初句切れ縛りで)

寝てたのに。シャッター越しの不満げな黒目はときに尾よりも語る

一日一首

一日一首

ビル街の隙間に覗く月かげは御手洗川に照り映えたろう

一日一首(一五日目)

一日一首(一五日目)

過去作品改作

腹の底、こいしこいし、となく虫も、庚申の日に出ていけばよい

全然写真と関係ないし、8/14は庚申の日でも全く無いですが、昔作った歌をふと思い出しまして。
私の高校の近くには庚申堂がありました。一回くらい庚申講に参加してみたい気もします。

どうせなら、三尸の虫だけでなく欲望の虫も体から出てってくれたらいっそ楽なのに、そう思って、当時高校生の私が詠んだ歌です。感情に振り交わされる日

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一日一首(一四日目)

一日一首(一四日目)

水田に広がる葉月の苗の色実りの前のいのちの色

一日一首(一四日目)

一日一首(一四日目)

専用のソファ寝転ぶ幸せに獣忘れる八月の夜