哲学の実践とは
哲学の実践で重要なことは何か?
外的な損害、好ましくない物事が起きた場合、それを材料として美徳を表現できるかどうかだ。
そのような物事は忌避するのが常識であり、それが一般的な善悪の置きどころ。
だが実際は、外的な物事は善くも悪くもない。
否定的な感情が湧いても、感情をもたらした表象に同意しないこと。
そして勇気や節制を選択するチャンスと理解することだ。
言葉にすると簡単だが、これを日々実践するのは簡単ではない。
好ましくない物事に際したら、「トレーニングだ」と思い出すことから始める。