NHK「世界のいま」が謝罪風謝罪を出したわけですが

形式的な声明（そりゃ「不快に思わせてしまって申し訳ない」のは不快に思わせたことに対する謝罪っぽい中身ゼロ、内容ゼロ、都知事のゼロ政策並みのゼロでしかない）なのに、ツイートやトランプの内容をそのままなぞっただけの醜悪な4コマ漫画はそのままなんですね…。

偉い白人の突き上げを食らって逃げたNHK

駐日アメリカ代理大使からの突き上げがあって動画【だけが】が削除されました。この15分後に中身のない声明を出したので、いかに焦っていたかがわかるでしょう。

https://twitter.com/USAmbJapan/status/1270217592418918401?s=20

https://twitter.com/USAmbJapan/status/1270219246484598784?s=20

ANTIFAを極左団体扱いしたツイートなどはそのままだけどな！(06/09 20:30現在）

別に、駐日アメリカ代理大使は、警察の組織暴力であったりだとか、人種差別にいかに長年加担してきたかだとか貧困コミュニティーを狙い撃ちしているだとか、そういう核心には一切触れてはいないんですよ。

最低限のことだけは言ったというか。あくまでも日本以外の国における最低限なので低いっちゃあ低いですが…。

しかし、この番組は過去に

性犯罪被害者（従軍慰安婦）に対しサッカーで例えて「本当のゴール」だの岩田御用記者を出して「蒸し返すな」とやったり

この番組を立ち上げた人があの御用ニュースウォッチ9も同様に立ち上げていた人だったので、ともかく終わっていますね。

（ちょっと話がずれるけど、炎上っていうネットスラングは好かんね。明らかに最悪な行為をやった相手に対して批判をするのが炎上っていうなら、それは週刊新潮が秋元才加や小泉今日子を『政治に目覚めた芸能人』
とレッテルを貼ったくらい同じことですよ。アホ、新潮45を出版していたお前に言われたかねえよ。脱線終わり）

「わかりやすい」って何のため？

じゃあ、なんであんなはすみ某みたいなポンチアニメーションが出来上がったのか？あんなことになってしまったのか？

あのポンチアニメーションでは、白人の平均資産が黒人の7倍に及ぶ話や、新型コロナで失業したことについては触れていたのですが、では何故そこまで資産の差があるのか？失業しても行き場がないのか？それは1分20秒じゃできないわけですよ。

個人的に「わかりやすい」レベルっていうのは、例えばThe Daily Show, Last Week Tonight with John Oliver,
ハサン・ミンハジの愛国者として物申すみたいに、

・過去の新聞、ニュース、アーカイブから映像や記事を引っ張り出してくる
・データに裏付け（それもものすごい調査している）されている
・たまに権力者であったり大統領に関するアメリカンジョークがある
・「何ができるか？」「どう支援できるか？」「生活とどのように密接に結びついているのか？」を示してくる

つまり、お金とリソースと人力をかけてこそ初めて「わかりやすい」になる。

ただ、今回のひっでーやつだとか、そのコピペ元となった池上彰的わかりやすさとは

・お金とリソースをかけずに
・限りなくステレオタイプな方法で
・作った側・観た側が自己満足に終わる

に終始している。字幕捏造をやってまで韓国を中傷したような番組作りをやっているくらいだから…。

現に、この番組の意図通りにANTIFAは極左だ！と書き込んでいた人がいて
早い話が「この番組は正しく受け止められた」のでしょう。だから、誤解を招いただとか書かなかったのですが…。

つまり、その「わかりやすさ」（日本版）は、怠惰で、政権べったりで、政権に背骨抜かれて、責任を投げただけのものの末路でしかなかったのです。

知ってほしいこと

まあ、いろいろとnoteの投稿を読んでいたら、すごいよく考えられているなー、言葉がまっすぐやなー、へえへえ中学生なのか、俺はその時は何も考えずにただ流されて生きていたよな…悲しくなるだけだから
それ以上はやめよう…みたいに思っていたら、

『公共放送が間違ったことを報道しているのは、とても恥ずかしい』

とあって。うーん、うーん、そこは、そこは…なんというか…。いやー、違うんですよ。

今の公共放送だからこそやっているんです。

ものすごーく長くなる話を短くすると、今の総理大臣は総理大臣になる前に公共放送の戦争犯罪に関する番組に圧力をかけました。

総理大臣になってからも公共放送の委員に自分の仲の近しい人を入れたりしました。

あと、キャスターに圧力をかけて番組を事実上の終了に追い込んだり…それがクロースアップ現代っていうんですが。

その結果、多くの人が去っていき、中身も悪化していき、今日に至ります。

今、多くの番組が政府の監視下にあります（これは調べてみればわかる）

公共放送としても、アメリカ国大統領と名乗っている人物に対して批判をすることで政府の気分を害したくないので、あのひっでえ4コマ漫画も大統領の言い分をそのまま流しているのです。

もっと言うと、公共放送だけではなく、民放のお偉いさんも総理大臣の顔色を窺っています。

なので、ANTIFAは極左というのを日テレもテレビ朝日も流しています。
だから、この番組は非常に最悪であったが、問題はもっと根は深いところにあるのです。

そうそう、海外のニュースも追った方がいいですよ！
ジャパニーズフィルターを通すとムチャクチャなりますし、海外に詳しい的なことで売っている方は中身がゼロか害悪かどちらかしかいないので、できるだけ翻訳など使えるものを何でも使ってでもできるだけ触れた方がいいですよ！勝手に応援しますよ！